漱石山房記念館に行ってきた!

とてもとても勉強になりました。そして感動しました!

私は何故か夏目漱石にシンパシーを感じていました。雑司ヶ谷のお墓にも行ったりしていました。
それは漱石の複雑な家庭環境からきているのかもしれません。私自身も複雑です。
だけど、根底にあるものが「優しさ」や「弱いものの見方なところ」「滑稽な部分」なところが似ていると感じます。「救われたい」と願っている。だけど、それは湿ったれた感じではなくカラッと明るい感じです。正直なだけ。分かりやすいです。

漱石の文章を読んでいると、運動部っぽい感じを受けますが、やっぱり学生時代はスポーツマンだったみたいです。

イギリスに2年間留学している間に精神病になってしまった所は、「繊細な人だったんだなぁ」と思いました。下町の強い江戸っ子というイメージとその部分は少しズレていました。

あと、素直に顔がイケメンだと思います!とても優しい目をしていると思います。掘りが深くて鼻が高くて目が優しくて、美男だと思います。ちょっと外国人みたい。先生で優しくてカッコよくて面白くて、良いなぁと思いながら見ていました。しかも、奥さんを気に入った理由が「歯並びを気にしてないから」。笑 顔の綺麗さで選んだのではなくて笑っている表情が良かったのでしょうか。自分は美男だけど相手を顔で選ばないのですね。最高です!

少し意外だったのが、夏目漱石が生きている間から友人への手紙などで「俺は有名になる」とか「100年後も皆に見てもらえる作品を作る」とか結構野心家だったところ。いま実際100年後も愛されている作品になっているわけですが。野心は口にしたほうが良いことを学びました。

私も有名になる!100年後も愛される作品を作る!

言ってみました。

あとは、サロン(コミュニティ)にいたこと。夏目漱石の周りにはものすごい人たちが集まっていました。芥川龍之介、二葉亭四迷、魯迅などなど。

皆、夏目漱石の近くにいたから偉く慣れたのか。自然と集まってきた人全体で偉くなっているのがすごいです。私もそんなコミュニティに入りたい。

作家人生が11年間というのも驚きでした。作品の数は数える程だったので全部読んで身たいと思いました。優しさを感じたし親しみを覚えました。良い経験でした!

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