マガジンのカバー画像

私的、よく読まれた記事

33
はじめましての方へ。おすすめ入りした記事など、わりと読んでもらえているなという記事をまとめました。もしよろしければ、自己紹介の代わりとして。
運営しているクリエイター

#日記

仕事と家庭の両立のため新しい「休みのサイクル」を作ることにした!

今年は毎月妻に「来月こそはゆっくりと過ごすんだ!」と宣言し続け、一度も実現できないまま10月を終えてしまいました。 そんなこともあってか、「休む」について考える記事もいくつか投稿したりも。 ついつい人は「忙しい」と「充実してる」をイコールのものとして思い込みがちのようで。忙しいことはいいことだって自分に言い聞かせてしまう。 ぼくは、キャリアのほとんどをフリーランスで過ごしているので、仕事がなくて絶望しながら過ごした時期もたくさんあります。だから、忙しいことってありがたい

個人ブログは、”伝えること”を楽しんだらいいんじゃない?

Twitterで目にしたこの言葉に、深くうなずきました。 “収益化のためのブログ運営を学ぶのは楽しかった。だけど、心がまったくついていっていなかった。正直なところ自分が自分でなくなり、訳がわからなくなっていた。” ぼくは”文章を書こう”と決めてからの約2年。一日も休まずにnoteを更新しつづけています。 こんなに長続きしているのは、自分が書きたいことしか書いていないからだし、自分が読んでいてできる限り心地よいことだけを書くようにしているからです。 そして、noteを読み

たった3切れの卵焼きだけが入った、お弁当。

今日の娘のお弁当は、卵焼きが3切れだけ。 いつものお弁当箱に、銀色の余白がすこしさみしい。 たった3切れの卵焼きだけが入った、お弁当。 このお弁当にはちょっとしたわけがある。そして、これは娘が心から望んだお弁当でもあるのだ。 *** 昨日の夜。娘は突然そわそわとし始めた。 「どうしたの?」 「明日の幼稚園が嫌やねん」 娘が「幼稚園が嫌」という場合、たいてい理由は他にある。だからこういうときはじっくりと、彼女の本当の嫌がなんなのかを聞いていく。 「幼稚園の、なにが嫌な

こんなにも、ぼくの幸せのハードルが下がってしまったのは君のせいだ。

妻がこんな投稿をした。 今日は娘が楽しみにしていたプールへ、朝から家族でお出かけしたのです。 その行きしなに、車でコンビニに寄り、軽食やら飲み物やらを買ったときに、ぼくがホクホクになっていたという投稿。•••無意識だったからちょっと恥ずかしい。 とは言え、いったいいつから、なぜ、こんなにもぼくの幸せのハードルは下がってしまったのだろう。コンビニで買い物して幸せなんだから、もう歩いてるだけでまたげてしまうほど、ぼくの幸せハードルは低ラインと言えるかもしれない。 夫婦で幸

”信じる”技術

「信じるのが大切なのはわかっていますが、それだけじゃ子どもは変わらないと思うんです」 その言葉を投げかけた女性を見ていたら、ふと母のことを思い出した。 僕の母はとにかく心配性だ。 何をするのにも口を出し、手を出し、危険から守ろうとしてくれていた。 遺伝なのか、そんな母に育てられたからなのか、たまたまなのか。3歳の娘の子育てをしている僕も、同じように心配性なところがある。 「これハサミでチョキチョキしていい?」 最近覚えたてのハサミでお菓子の袋を空けてみたい娘が要求してきた

疲れているなら、大切な話を後回しにしてでも夫婦でくだらない話をすることをおすすめする!

余裕がなくなってくると、夫婦の会話って「ほうれんそう(報告・連絡・相談)化」して来ちゃうよなって思っています。 夫婦の関係は、くだらない会話でできてる(気がする)お互い忙しくなってくると、段々と必要なことしか話さなくなってきます。 幼稚園の準備とか、牛乳のストックがあるかどうか(娘が牛乳大好きなので切らすと文句言われる)とか。 で、忙しい中でもふいにぽっかり時間ができたりすることがあります。 そんなときに、わーっと普段の生活とは全然関係のない話をする。 最近読んで面白かっ

めちゃくちゃ旨くて、硬くてゴムみたいな肉を食べたことありますか?ぼくは昨日食べました。

あなたは、めちゃくちゃ旨くて、硬くてゴムみたいな肉を食べたことがありますか? ぼくは昨日食べました。 噛むほどに旨味がじゅわっと溢れてくるのだけど、顎と首筋がつりそうになるくらいに硬い。口に入れたが最後、目を閉じて全身全霊をかけて噛まないと食べられない。噛んでも噛んでもゴムのような弾力で歯を弾き返してくる肉。食べるほどに体力を消耗させる肉。 その肉との出会いはスーパーでした。 ぼくはスーパーめぐりが趣味で、色々とまわります。その日もたまにしかいかないけど、種類も豊富で値段

娘と一緒に死について考える。

きっかけは、娘と見ていたアニメのセリフだった。 「人生はあっという間」というようなセリフ。 「”じんせい”ってなに?」と娘がぼくに聞いてきた。 「人が産まれてから、死ぬまでのことだよ」 「みんな死ぬの?」 「そうだね、みんな死ぬね」 「死ぬってなに?」 死ぬってなに? そう聞かれて少し答えにつまった。4歳児にもわかるように答えるにはなんと言えばいいのだろうか。 もう二度と動かなくなること? 心臓がとまること? 細胞が活動を停止すること? もっとライトな表現もあるだろ