勇気を出して聞くのはいいことか
実践塾シェアクラブの会員さんには
分からないことがあったら何でも聞いてください
困ったことがあったら、相談してくださいね
このように伝えています。
その結果、いろんな質問が届きます。
○○から出版の打診が来たのですが……この案件って、怪しいですか?
この仕事って、○万円で受けてもいいものでしょうか
パソコンって何を買ったらいいですか?
質問は、会員さんの権利ですからすべて丁寧に答えています。
なかなか権利があっても、使えない人もいる。
そういうときは「勇気を出してくださいね」と伝える事もあります。
【聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥】
この言葉を誤解して、何でも聞いてしまう人がいます。
たとえば、昨日こんなことがありました。
今メール書いているんですが、メールの文章が思いつかないので教えてください
スタッフもビックリしていましたが……私もビックリしました(笑)
でも、定期的にこのような連絡がきます。
私は研修でメールを教えることがあるのですが、~~は、~~という解釈でよいでしょうか?
お客さんから返事がもらえません。どうやったら返事がもらえるのでしょう。
正直、もうちょっと考えてから電話をしてもらいたいものです。
たとえば、
「平野さんの本を買ったのですが……」
「今度セミナーに出ようと思うのですが……」
のように一言あったら、営業の一環として答えるかもしれまえん。
もしここでアドバイスをして、それが間違った方向にいてしまったらどうでしょう。相手にとって不利益が生まれたらどうでしょう。
無料で聞かれて、答えたのに、恨まれる。
そうなったら、全くの答え損。
答えるということは、責任が伴います。
損得だけを見ているわけでは無いですが「聞き方のマナー」がなっていない人に対応してもあまりいいことってないんですよね。
こちらをしっかり尊重してくれている人や申し訳なさや感謝がある人。それだったら、こちらも答えようかなぁと思えます。このような前提があって、はじめてこの言葉につながるのです。
【聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥】
聞くことは、決して悪いことではありません。
でも、質問の仕方ってありますよね……。
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