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決定版!まるわかりメール営業の秘訣~20年の集大成を大公開!~

割引あり

更新情報

  • 公開しました(2024/06/25)

  • 動画『フォーム営業成功の秘訣』を追加しました(2024/08/01)


本コンテンツは、平野友朗が出版した「会わずに売れるメール営業」「図解でわかる!メール営業」などの書籍を大幅にリライトして、今の時代に合ったメール営業スタイルについてまとめたものです。

書籍として発売されていた原稿を引き上げ、細かく手を入れて「今でも使える」内容を意識しています。書籍だと2冊で3,000円くらいしますが、まずは特別価格として2,000円で提供しています。

校正はす全て完了し、レイアウトも読みやすく調整しました。
現在『フォーム営業成功の秘訣』(22,000円)の特典動画も提供しています。

これから図版を入れたり文例を増やしたりして、定期的にアップデートを重ねます。9月1日からは、3,000円に値上げします。段階的に改定し、動画コンテンツなども見られるようにして、最終的には5,000円~10,000円程度のコンテンツになる予定です。

今でも5万文字を超えるボリュームがあります。

「○○について知りたい」「○○してほしい」といったご要望もぜひお聞かせください。私の知識をいろいろな切り口で記事にしていきます!

「前書き」を読んで興味がありましたら、続きも読んでみてくださいね。


まえがき

「訪問営業ができなくなった」
「テレワーク中なので電話していいか迷う」
「メールだけで営業しなければならない」
「メール営業の方法が知りたい」

このように、さまざまな事情や悩み、課題や願望があって、このページに訪れていることでしょう。世の中に、メールに関する本は数多くありますが、営業職に特化したメールの本は、ほぼありません。

コロナ禍により「会えない」「電話で話せない」「訪問営業ができない」といった声も増えています。ちょくちょく顔を出してコミュニケーションをとっていた、日々の雑談から仕事につながることも多かった、そんな人は窮地に立っています。これまでは電話で営業していたことも「テレワーク中のため会社にいません」と言われ、メールを送ることが増えました。

いや応なしにメールを使わざるを得ない状況に陥り、メールを活用できるかは営業成績を左右しつつあります。

私は一般社団法人日本ビジネスメール協会と株式会社アイ・コミュニケーションという二つの組織を経営しています。今、それぞれの組織にかかってくる営業電話は、コロナ禍以前に比べて半分以下になりました。

営業電話が減った一方、代表アドレス宛てのメールでの営業、問い合わせフォームからの営業が増えました。問い合わせフォームからの営業は毎日のように届きます。

メールや問い合わせフォームは書いて伝える手段ですが、届いたものを読むたびにガッカリすることも。ダラダラと長くて読む気にならない。要点がはっきりせず何を伝えたいのか分からない。一方的で強引で失礼な印象を受ける。そのようなものが多いのです。

コロナ禍により、営業手法は変えざるを得なくなりました。従来の方法が通用しなくなりつつあり、これまで以上にメールを使うシーンが増えています。

本書は『図解でわかる!メール営業』を一部修正し、今の時代に合ったメール営業本としてリニューアルしたものです。

テレワークが加速し、訪問や電話のハードルが上がった中、突破口となるのがメールです。メールを使って顧客対応ができれば、移動や面談の時間をかけず、文字で記録に残して誤解を防ぎ、効率よく営業できるようになります。

会わない、話さないことの利点を最大限に発揮できるのが「メール」です。

営業の悩みをメールで解決

私は大学卒業後、営業職として社会人デビューし、営業特有の世界でもまれてきました。飛び込み営業や電話営業で何度も怒鳴られたり、怒られたり、アポイントをすっぽかされたり。なかなか売上が上がらない中、毎日のように残業していました。

この効率の悪さにへきえきし「メールを駆使した営業がしたい」と独立した後は、メール営業に特化した活動を20年以上続けています。今ではメールの問い合わせに対応するだけで仕事がドンドン決まり、怒鳴られたり不当な扱いを受けたりすることは皆無なので、完全にストレスフリーです。

一般社団法人日本ビジネスメール協会の代表として、メールに関する本を中心に、これまで38冊書いてきました。できるだけ多くの人に響くように書くと、どうしても内容が幅広くなります。営業職ならではのメールの悩みには、完全に答えられているとは言い難い。私自身も営業職出身として培ったノウハウや紹介したいテクニックがありました。

そこで、本コンテンツは営業に携わる人を対象に、事例も営業のシチュエーションに特化しました。丁寧さを重んじるマナーの観点から書かれたメールの本もあります。しかし、営業には、マナーや丁寧であること以上に必要なことがあります。それは「売上を上げること」です。

本書は、皆さんと同じように営業の現場を経験し、営業の難しさに苦しみ、今もなお営業の前線に立つ人間が書きました。

集合研修や公開セミナーで数多くの営業マンのメールの悩みに触れ、解決策として提示してきた、さまざまなメソッドを凝縮しています。

ご自身の仕事内容に照らし合わせて、一つでも多くのヒントを手にしてください。ここで語られることの中に「自分の仕事でも使えるものはないか」「自分だったら、どのように使ったらいいか」を考えながら読んでください。

自分の仕事に置き換えることができれば、たくさんのヒントが手に入るでしょう。手にしたヒントを今すぐに営業で活用してください。

今あなたに聞きたいこと

あなたに一つだけ聞きたいことがあります。

「あなたは何のために営業でメールを書いていますか?

多くの人が「仕事のためにメールを書く」「メールを使わなければならないから送る」「メールが届いたから返事をする」といった回答を思い浮かべます。

しかし、その考えでは残念ながら、メールがうまくなることも、メール営業で効果を発揮することもありません。

営業でメールを送る目的は、商談を前に進めるため。最終的には、受注を手に入れるためです。その間に、返事をもらう、アポイントメントをとる、検討してもらう、信頼関係を構築するなど、受注までのプロセスに応じた目的があります。

「受注に向かってメールを使う」といった視点を持たなければ、実はうまくいきません。指針さえはっきりすれば、後は行動あるのみです。

メール営業での成功を握る二つの鍵

飛び込み営業や電話での営業が難しくなり、インターネットで調べれば情報は簡単に手に入る時代になりました。会う、話すことのハードルが上がっています。電話をかけてもつながらない、つないでもらえない、そもそも電話番号が分からない。それがコロナ禍により顕著になっています。

会社の代表アドレス宛てに営業メールを送っても、返事がもらえないこともあるでしょう。一方、たった1通のメールで関門を突破し、アポイントメントを獲得。相手の心をつかみ、信頼関係を構築。円滑なコミュニケーションをとり、効率よく営業をしている人もいます。

その違いは何だと思いますか。それは、メールの内容とタイミング。この二つが違います。営業だからといって、目立とうと奇をてらったり、型破りであったりする必要はありません。

まずは型にのっとり、正しい日本語と丁寧な表現が使えていること。それだけで「メールができる」「常識がある」という印象を与えます。もちろん、伝えたいことを相手に正しく、印象よく伝える方法も身に付ける必要があります。

そして、適したタイミングで送る。タイミングを外さなければ受け入れてもらえます。タイミングがよければ喜んでくれるでしょう。タイミングが悪ければ見向きもされない、かえって不快感を与えることは言うまでもありません。

まずは一歩を踏み出そう

痒いところに手が届く人が重宝されるように、メールも同じことがいえます。「こちらのことを考えているな」「配慮してくれているな」「気が利くな」と思ってもらえれば、あなたのメールは無視されません。

さらには、痒さを意識させる前に、手を差し伸べることができればベスト。できる営業マンのメールは、その域に達しています。

それらは難しそうに見えて、意外と簡単です。センスは要りません。経験を重ねなければ気付けないことも、私が20年以上にわたる営業経験を通じて学んだことをまとめた本書を読めば、手に入ります。

今までメール営業がうまくいっていなかったとしたら、ルールを知らなかったから。知らないことはできません。裏を返せば、正しいルールを知れば、できるようになります。時間は刻一刻と流れます。ルールを知るのに遅すぎることはありません。

だからこそ「正しいルール」を知ってください。基礎が身に付けば、応用が利くようになります。知って終わりではなく、それをすぐに実践すれば、今よりもよい状態になるでしょう。

やるべきことが分かれば、後はそれを継続していくだけ。
本コンテンツを読み終わったとき、あなたは何から始めますか。

2024年6月吉日
一般社団法人日本ビジネスメール協会 代表理事
平野友朗


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