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誰かが犠牲になるビジネズデルは、おかしい!

『誰かが犠牲になるビジネズデルは、おかしい!』

この一節ををある本で見かけました。


本当にその通り!!と思う一方、
犠牲がないかを見直そう。

そう思わせてくれました。


新入社員が必死でテレアポをして、年間5~15件くらい受注。
しかし、体調を崩して半数の社員が5年以内にやめる。

そのクライアントを上司や同僚が引き継ぎ
どんどん顧客数が増えていく。

がむしゃらに働く若手社員がいるからこそ
成り立つビジネスモデルともいえます。

でも、これって新入社員の犠牲の上に
ビジネスが成立していると考えられます。


まあ……これは極端な例ですが
構造化してみると、どこかに「犠牲」が存在することが多いです。

でも、それっていつかは破綻しますよね。


「会社の犠牲になる」というのは例としてわかりやすいでしょう。


では、「お客さまの犠牲」になっていないかも考えてみましょう。

ここで、気持ちよく「NO!」と言えるでしょうか。


例えば、無理な依頼を言うお客さまがいる。
仕方なく残業をして、スピーディーに対応。

過度な値引きを言うお客さまがいる。
そこに対応するために、原価をどう削れるか頭を悩ませる。

ちょっとしたことでクレームを言うお客さまがいる。
対応していたスタッフが疲弊し退職。後任の採用が困難に。

このような事例は探したらいくらでも見つかります。


ある時、牛丼の提供が遅いからと言って
お店でキレている人を見ました。

なんで、この人はこんなにキレているのだろう。
支払ったのは、数百円。

数百円でここまで言われてしまったら、
このアルバイトさんも辛いだろうなぁ……。


犠牲は、社員やアルバイトだけではありません。

自ら犠牲となっている経営者もよく見かけます。

自分のビジネスのために、身を粉にして働く。

社長だから、当たり前でしょ……と言われそうですが
自分を犠牲にしないとビジネスが成立しないのはどうなのでしょう。

自由な時間も全くなく、家族との時間もとれない。
そのような状態になったら、破綻しかありません。


立ち上げの時期は仕方ないと思います。

でも、恒常的に経営者が犠牲になっているなら、
それは、自分で作り上げたビジネスモデルに問題があります。


自分の周囲、自分のビジネス。
その中に、「犠牲」がないか探してください。

あるならば、早急に対処すべきです。


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◆平野からの今日の問いかけ
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「犠牲」になっていませんか?

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