そのNo.1ってホンモノですか?
おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。
昨日は、定期訪問しているコンサル先へ。
やっぱり、ウェブのことを考えている時が本当に楽しいです。
人の場合は、いろんな要素が絡まります。
今日は体調が悪いとか、気分が乗らないとか。
場合によっては、依頼に対して誤解が生じていたりとか。
しかし、ウェブはある意味かなり忠実(笑)
修正箇所が良ければ、良い反応が出るし、
改悪なら、結果も悪くなります。
ウェブをただただ緻密にやっていく。
その結果、成約した人がどう動いたのか、
ページのどこに穴が空いているのか。
そのような反応が手に取るようにわかります。
そしてそれがすべて経験として蓄積されていきます。
細かいところを見ていくのは、本当に楽しいですね。
自社サイトも、こうしてもっと育てねば。
今日は、午後丸々空いているので、
自社のサイトのメンテナンスに没頭する予定。
それでは、メインコンテンツにいってみましょう!
そのNo.1ってホンモノですか?
先日、お客さまと話をしていて
「なんで、あの会社がNo.1なんだろう?」
そんな会話になりました。
電車の広告を見ていても
「住みたいマンションNo.1(○○調べ)」
「好きな○○教室No.1(○○調べ)」
「接客が素敵な○○No.1(○○調べ)」
というな言葉をよく見かけますよね。
調査をしているところが、かなり無名のところだったり、
No.1のカテゴリーがかなり微妙だったり。
細かく見て行くと、突っ込みどころ満載ですが
この「No.1」というロゴだけを見て信用する人もいるでしょう。
私自身、比較検討が苦手な業界だったら
この「No.1」という表記を見て信用しちゃいます。
「まさか嘘はついていないだろう」
「さすがに、最低限の調査はしているはずだ」
このような考えが根底にあるからです。
でも、よ~~~く考えてみてください。
その調査手法は、どんなものだったのでしょう。
たとえば、街頭インタビューのような形式で
主要サービス提供会社10社を一気に見せます。
「この中で、顧客サービスが良さそうな会社は?」
「この中で、人気なのはどこだと思いますか?」
と聞いて、たまたま1位になったら
その調査結果を基に資料を作ればいい。
仮に1位にならなかったら、
選択肢の一番上に移動させてみるとか……
調査員が「たとえばこの会社なんか~~」といって誘導するとか。
嘘はついていないけど、完全なグレー。
そういった調査も、可能と言えば可能。
もちろん、世の中に出ているランキング調査は、
まっとうに実施されていると思っています。
(というか、そう思いたい……)
でも、そのようにある程度、
結果ありきで調査をしているケースも存在するでしょう。
私だったら
「この調査のn(母数のこと)はいくつですか?」
「どんな手順で調査したんですか?」
と思わず突っ込んでしまいそうです。
でも世の中の大半は、「No.1」とあれば信じてしまいます。
No.1をライバル会社が出しているなら、
別のNo.1を作って戦うべきか。
もしくは、別の強みを前面に打ち出したいものですね。
このような「ちょっとだけ疑う思考」は、
正常な判断をするときにも有効ですよ。
━━━━━━━━━━━━━━
◆平野からの今日の問いかけ
━━━━━━━━━━━━━━
No.1という表記が本当か、疑ってみませんか?
【編集後記】
8月3日(土)は、博多で
『プチコンサル付きお茶会』をやることにしました。
https://www.facebook.com/events/934723180206615/
さすがに、これだけのために行くのも微妙なので、
その前後に別の仕事を入れることに。
朝から、出版についての特別セミナー。
https://www.facebook.com/events/207427590157919/
ちょっと休んで午後は、お茶会。
2日(金)と4日(日)には、
スポットコンサルティングの枠を5つほど設けました。
http://www.sc-p.jp/biz/contract/single.html
※空き枠はカレンダーでご確認いただけます
※すでに1枠申し込み済み
「仕事」とは言っていますが、土日も絡めるので半分休暇。
久々に、博多の街を楽しんでこようと思います。
基本的にコンサルの枠として日程を組んでいますが、
研修などの打ち合わせを入れることも可能です。
そういったご要望があれば、お気軽にお知らせくださいね!
ランチとか、夜とか、いろんな予定を入れて、
普段会えていない人とも会ってこようと思います。
記事を読んでいただくだけでも嬉しいです。さらに「いいね!」がつくともっと嬉しいです。さらに……サポートしていただけたら、モチベーションが10倍アップします!