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側弯症と部活


側弯症との歩み、第一歩はこちらです。

今日は高校時代のおはなしです。

高校でも迷わず運動部へ

幼いころからスポーツ大好き、体育大好き少女。
それまでの運動歴は体操、サッカー、テニスだったのですが、意外にも今まで知らなかったハンドボール(先輩たちが明るく楽しくそして、かわいかった)という部活に入りました。
大所帯で、とにかくワイワイ。
授業はサボっても部活は行くみたいな生活をしていました。

顧問の先生がめちゃくちゃ厳しくて、ほとんど休みがなくて、すごくハードでしたが、とにかくみんなと居るのが楽しくて続けていた、という感じでした。

私は右の背中(腕も肩も)筋力がすごく強くて、テニス部の時は人より速いサーブが打てたし、ハンド部でもやはり速い球を投げていて、捻じれのせいなのか腕の動かし方のクセもあるので、球が変化するんです。
側弯で盛り上がった筋肉をガシガシ使っていました。が、これはよくなかったと思います。


左右バランスよく使うスポーツって何だろう

以前、側弯症のWSで学んだのですが、いろいろなスポーツがよくないとされていました。
「逆にどのスポーツならOKなの?ランニングとか??」っていうぐらいでした。

ただ私の場合は、中高両方とも右手ばっかり使うスポーツ。
私の体で、ハンドボールは明らかに背中の盛り上がりを目立たせたと思いますし、左右の背中の違和感もありました。
みんなと同じように筋トレをやっても、一人だけ左右差がひどくて、右の背中だけどんどん発達したように思います。


母(←ハンドボールは側弯症を悪化させそうで心配と言っていた)が、私の背中を見て
「また出っ張ってる」「ひどくなってる」と、
たまにチェックを入れていましたが、「そのために部活を辞めるほどひどいのか?」と考えると自分でもよくわからず、3年間全力でやってしまいました。


高校時代に地味に辛かった症状

高校時代は、これといって医者通いをしていなかったと思います。
ただ、練習がハードなだけに右の背中の筋肉痛、疲労でだるいという感覚は毎日あり、疲れやすかったです。
若いから寝れば治る。そしてまた使いすぎる。という繰り返し。

ひどくなっているというのは薄々感じつつも、楽しさ優先の毎日。
母の忠告はスーッと聞き流すくせに「背中が痛いからマッサージして」と
やりたい放題なのでした。

高校時代、部活以外で症状が出ていたのが、「字をたくさん書くと背中の調子が悪くなる」という症状。
部活ばっかりの私でしたが、一応進学校でもあったので(といっても私は中途半端なレベル)テスト前は3日ぐらい部活が休みになり、一夜漬けに励むのですが、「書く」作業で感じる右背中の重だるさは、とても不快に感じていました。
机に向かう時の姿勢や、筆圧が強いせいだったのかもしれません。
この不快な症状は、学生でいる間はずっと続いていました。

この頃すでに身長は止まり、160センチ、43キロぐらいの痩せ型女子って感じでした。


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