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大人なりの夢

「大人なりの私の夢」というテーマで、夢について考えてみた。

子どものころは、はっきりとした夢があったような気がする。
消防士、警察官、〇〇レンジャー、などと言っていたのを覚えている。

しかし、割と早い段階から夢より、現実的にものごとを見ていたかもしれない。

中学時代にギターを始め、バンドを組んだが、プロになりたいとか音楽の道に進みたいと思ったことはまったくなかった。
身近なバンドマンの大人がやるライブをライブハウスに見にいって、仕事をしながらでもこうやってライブができたらそれでいいな、と思っていた。

就職でも、特にやりたい仕事や業種はなかった。
ただ、仕事自体、やるからにはしっかりやるというスタンスは、アルバイトのときから変わっていない。
もっと上手くサボればいいのに、と思うこともあるけど、根をつめてやって結果疲れ切ってしまうこともいまだにある。

やりたいことをやるお金と自由があっても、時間がないのが大人だ。
私も気づけば社会人になって10年が経ってしまった。
昔、お金があったらやろうと思っていたことも、結局色々できていない。

だからこそ、最近は一日5分でもやる、ということを続けている。
ベースの練習や映画を観ることがそうだ。
2時間という時間をつくるのは難しくても、毎日5分なら時間をやりくりできる。
毎日5分を24日やれば、映画も1本見終わる。
まとまった時間ができたらやろうでは、いつになってもやり始められない。

夢の話だったが、夢というより、どうやったらやりたいことをやれるかの仕組みづくりをする。
それが、今の私の「夢」を実現する原動力になっている。

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