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また傘を忘れた、何回俺は死を自覚するのだろう
この言葉から君が連想するイメージを俺は知らないが
俺の推理が合っていればとてもネガティブなイメージ

事前に言っておくと、これは実体験ではなくて
妄想病の一つなのかもしれないが
事前に言っておくと、これは非現実ではなくて
リアリティを持ってしまったもう一人の俺がいた話


また傘を忘れた、何回俺は死を自覚するだろう
最近、身に覚えが起きるくらいは感じている感覚で
理由は簡単スマホに入っている携帯のアプリで今日の天気を調べていたから
一日天気がいいとか、午後三時に雨が降るとか分かってんだよ
性格には調べていたからではないな、少し語弊があるな
「教えてもらってた」
俺は教えてもらってた、聞けば今日は教えてくれる人がいた

一人いない、前より一人減った
もう俺は今日の天気もわからない。
雨は強くなってる濡れた服と肌の境目がわからない
靴はぐずぐずで履き心地は最悪だ
家には傘が三本、一人暮らしで三本
また忘れてきた何回死を自覚するだろう。



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