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世界線を超えて 新年会用マジック

新年会など、今年1月に演じるにふさわしいカードマジック。3人の観客を巻き込んで行います。あわや失敗したかと思った結末を、思いもよらぬ方法で、マジシャンが未来を修正し、成功に導き、新年のご挨拶とします。(←相当シュールな文章ですが(^^:)、とりあえず、下の現象(台本)をお読みください。
【 現象 /EFFECT】
「皆様、こんにちは。今年はいい年にしたいものですね。
ところで、『未来』というものは運命ですでに決まっているという人もいますが、運命などというものはなく偶然によって未来は変っていくのだという人もいます。最近では、それぞれの選択ごとにそれれぞれのたくさんの未来が存在するんだという人もいます。
今日は、どんな風に考える人にも興味深いであろう未来に関する実験をお見せしたいと思います。ここに封筒があります。中には、3つの未来が書かれた紙を入れておきました。皆さんの見えるところに置いておきます」
その後、あなたは1組のトランプから9枚の数札を適当に抜き出し、よく混ぜ3人の人に3枚ずつ渡します。受け取った3枚のカードの表を見てもらい、それぞれの観客から任意のカードを1枚ずつ選んでもらい、3桁の数を3つ作ります。
ここで、封筒をあけると1枚の年賀状が出てきます。
「あ、予言を入れるつもりが、間違えて年賀状を入れた封筒を持ってきてしまいました……。『マジックが失敗する』というのが運命だったのでしょうか……。それとも変な世界線に紛れ込んでしまったのでしょうか? うーん。ちょっと待ってください。あっ、もしかして……。スマホの電卓お持ちすか? 3つの数字を足してみてください」
3人がトランプで作った3つの数字を全部足してもらうと、2022となります。
「今年は2022年! 間違った未来からでも、成功は導き出すことはできるようです。ともかく、今年もよろしくお願いします」
と、2022と書かれている年賀状をかかげて見せます。

2022年用で解説してありますが、2029年まで行えます。最後の【備考】をご覧ください。

【 方法 / METHOD】

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まだ研究中のアイデア群ですが、同じものがすでに発表されてるよとか、こんな応用はどう?とかの情報が欲しいので、執筆しながら発表していくということをnoteを使ってやってみたいと思います。タネの解説であるため、誰でもフリーに読めるという事にはできないので、一応有料にしてありますが、まだ新しい事実が加わるかもしれない研究途上の原稿であるをご理解ください。しかし、マジシャンにとっては価格以上の価値はあると思います。マガジンを購入していただくと、中に含まれるすべてのマジックの解説が読めます。

とある数理原理を使った新しいマジックの解説。トランプを使うものや、紙とペンだけで行うテクニック不要のメンタリズムエフェクトです。マジシャン…

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