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SO3(ソースリー)原理の研究

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とある数理原理を使った新しいマジックの解説。トランプを使うものや、紙とペンだけで行うテクニック不要のメンタリズムエフェクトです。マジシャン向けの内容ですので、マジックが初めてとい… もっと読む
まだ研究中のアイデア群ですが、同じものがすでに発表されてるよとか、こんな応用はどう?とかの情報が欲… もっと詳しく
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#カードマジック

<S・O・3原理の研究>はじめに 

3桁の数字をいくつか足し算すると、3〜4桁の数ができあがります。その合計の数字を当てたり、予言したりというメンタルマジックの一群があります。その中でも、仕掛けのある手帳や電卓、黒板などを使ったりせず、数理原理に基づいて、相手の目の前でオープンに計算の過程を見せられるものがあります。 このたび、そんな数学的原理を拡張した、"使える"マジックをいくつか考えつきましたので、まとめておきたいと思いました。 この数理を一般的に(もしくはマジックの専門用語で)なんと呼ぶのかを知りません

三つの予言 / マジック解説

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世界線を超えて 新年会用マジック

新年会など、今年1月に演じるにふさわしいカードマジック。3人の観客を巻き込んで行います。あわや失敗したかと思った結末を、思いもよらぬ方法で、マジシャンが未来を修正し、成功に導き、新年のご挨拶とします。(←相当シュールな文章ですが(^^:)、とりあえず、下の現象(台本)をお読みください。 【 現象 /EFFECT】 「皆様、こんにちは。今年はいい年にしたいものですね。 ところで、『未来』というものは運命ですでに決まっているという人もいますが、運命などというものはなく偶然によって

サイキック カード リーディング/ マジック解説

考案:カール・ファルブス self-working number magicより抄訳 実際演じるトリックとしては、観客への説明がすこし難しいので、あまりオススメではありませんが、うまく演じられればかなり不可能性の高い不思議なトリックだと思います。SO3原理の使い方の例として面白いのでとりあげておきました。 【現象/EFFECT】 マジシャンは、相手に1組のカードを渡し、トップから9枚のカードを表向きにして、好きなように3x3に並べてもらいます。図1のようになったとします。