ハイパー初心者向け楽器の練習法
こんにちは。tomoです。
僕は趣味でバンドをやっているだけで上手くともなんともないんですけど、今回は何となく楽器の練習方法についてお話をしようと思います。
幼少期ピアノを習っていたとかそういうこともなく、音楽に対して一家言持っているわけではないのでもっと効率良いやり方あるやんけと思われるかもしれませんが。
ちなみにこの練習法はメトロノームが必要になりますが、メトロノームは「メトロノーム」でググったらメトロノームがでてくるのでそれで全然かまいません。
Step0. 見た目が好きな楽器を買う
バカなの?って思うかもしれませんし別にバカなことを否定もしませんがこれは非常に大事なことだと思っています。
楽器に限らず何かしら練習や学習を継続するために重要になってくることはモチベーションの確保です。かっこいい楽器をもってステージでかっこよく演奏するかっこいい自分を妄想することは練習を継続する大きなモチベーションになります。
なので最初に買う楽器は最低限ちゃんとした音高を出せるという部分をクリアできれば自分的にかっこいい楽器を買うことが肝要です。
あとは高い楽器をもつことにより、自分を追い込むという過激な方法もあるようですが、ローンを組んだりして金策に時間を取られることになると本末転倒になるので注意が必要です。
Step1. 弾きたい曲を決める
これはそのまま。この曲を弾けるようになりたいなって曲を決めます。
弾けそうな曲から練習して積み上げていくという方法も否定しませんが、Step0と同じ理由でモチベーションを保つために弾きたい曲を決めることが非常に重要だと思います。
「弾けそうな曲」を弾けるようになったときと、「弾きたい曲」を弾けるようになったときとでは達成感が段違いです。
ベストは少しだけ難しい大好きな曲を課題曲にすることだと思います。
おすすめは「速すぎないけど個性的なソロ」がある曲です。
Step2. めちゃくちゃゆっくり弾けるようにする
ここからが本番。Step0 / Step1 はステップと言いつつ練習してませんからね。
まずはAメロだけ、サビだけ、ソロだけでいいので、めちゃくちゃゆっくり弾けるようにするという練習をします。
どのくらいゆっくりかというと下限はなく本物の1/10でも1/20でも構いません。が、一定のテンポで弾けるように練習します。
この「一定のテンポで」弾けるようにという部分でメトロノームが必要になってきます。
Step3. ちょっとずつ速くしていく
では仮にBPM=160のテンポの曲をBPM=20で弾けるようになったら、次は少しずつ速く弾けるようになる練習をします。
テンポの上げ方は10ずつ上げても5ずつ上げてもいいですし、1ずつでも全然かまいません。1ずつだと速くなったこともよく分からないうちにきっと弾けるようになってます。
これを繰り返して1日10ずつテンポを上げていけば上記の例では理論上2週間で弾けるようになります。
(実際はきっともっと早く弾けるようになることができます。)
番外編1. 理論もちょっと勉強する
まあそんなこんなで最初は好きな曲を弾けるようになることが大事だとは思いますが、音楽的な理論も知っておくに越したことはないです。
長くなりすぎてきたので詳しくは別の記事でそのうち書きたいと思いますが、特にギターをやりたいひとなんかはメジャーとかマイナーとかって何やねんとか、C7の「7」(セブンス)って何やねんとかの意味が分かっていると別の抑え方やサボり方を考えることが出来るようになるし、初めて見るコードでも大体どう抑えればいいのか分かるようになるので理論もちょこっとだけ知っておくと便利だと思います。
番外編2. とは言うものの基礎錬も大事
好きな曲を弾けるようになればええやん。という話をしてきましたが、素晴らしい応用は頑丈な基礎の上に成り立ってるということも世の常です。
毎日5分だけでも例えばギターやベースの場合だと下記のような基礎練習を並行して行うと結果的にレベルアップの近道になります。
・1フレットから4フレットまでを順番に抑えて弾く
・それを6弦(または4弦)から1弦までずらしていく
・1弦から6弦(または4弦)にずらしていく
・フレットをひとつずつ(次は2フレットから5フレットまで)ずらしていく
まとめ
今回紹介したやり方は弱者の兵法なので、音楽的素養があったりセンスフルな方はもっとざっくりやってもいいと思います。
でもこの方法であれば基本的に才能とかは無くても時間さえかければ弾けるようになるし、昨日よりも弾けるようになっているという事実を認識しながら練習を重ねることができます。
ピアノを全くやったことがない僕でも「エリーゼのために」とか弾けるようになります。ラ・カンパネラとかでも1年くらいやればたぶんそれなりに弾けるようになります。
挫折せずに楽器を続けたい方は練習のひとつのアイデアとして是非活用してください。
そしてもっといいやり方があれば教えてください。それでは。
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