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もう一度でいいから会いたい

帰国して3週間が経過。相変わらず自宅で過ごしているから変わらぬ毎日。

だけど物凄い勢いで外の世界は変化をしていて、それが収まる気配がない。どころか、毎日のように感染者数が増え、死者も増えていくことに恐怖。

それでもいつか。この世界に今まで通りの生活が戻ると信じている。

3週間が経ち、物事を冷静に客観的に見ることができるようになってきた。そして任期のうちにラオスに戻り活動することができる確率も低いことが分かる。

残り少ない確率でも、半年でも、3ヶ月でも、1ヶ月でもいい。いや一週間でもいい。1日でもいいから戻りたい。

と思い毎日勉強は欠かしていない。

4月下旬にJICA の大きな判断が下されるだろう。

そのときに何を言われても受け入れる覚悟はできている。

もし、任期内に戻れなかったとしても私はラオスにいつか、訪れるだろう。

そのときに絶対にやりたいこと。

子供にしっかりとお礼とお別れを言うこと。

一時帰国する前に子供たちに伝えることができずに戻ってきてしまった。

伝えようと思えば伝えられる機会はあった。だけどまた戻ってこれると信じていたから「あえて」伝えなかった。

もう一度でいいからあの子たちに会いたい。

先生方、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたい。

先生方には最後に直接会えた人が多い。急遽決まった帰国にも関わらず、集まってくれたからだ。

だけどしっかりお礼を言えていない。急遽帰国ということもあり私自身動揺していたこと、時間がなかったこと、戻ってこれると思っていたこと。全て言い訳。

 
感謝の気持ちを伝えるって後回しにしてはいけないんだなって今回改めて思い知らされた。

そして直接伝えられなかった人、もはや帰っていることすら知らない人もいる。

私に関わってくれた全ての人にお礼を言いたい。

もう一つやりたいことは活動について。

実際、帰ってくる前にやっと軌道に乗り始めた頃だった。小学校だけでなく大学でも授業を受け持ち、大学生に授業の仕方を教える授業はとても楽しかった。

模擬授業って初めてやるときって想像でしかなくて、どんな授業をしたらいいのかイメージできないんだよね。

だからこそ、新しい教科書(日本式)を使った算数の授業の仕方を伝え、模擬授業を実際私が行う活動を行っていた。(行い始めていたかな?1回ずつしかできていない。)

これは完全にマンパワーの活動。

いや、先生も補助してくれてたからマンパワーではなかったのかな?でも時にはマンパワーでもいいと思っていて。

技術移転ってなかなか難しいなと思い、どうすればいいかなあと思ってたけど、この活動なら技術移転になるのではないか。と。

先生と授業の仕方を一緒に考えることができても、イメージがお互いに完全には伝わっていなかったりもする。

だからこそ、実際にやってみて学生が子供役になってみて教え方を学ぶ。

この方法だと実際に学生が授業を受ける立場になって授業の仕方を学ぶことができるのではないかな。

実際に小学校の先生もわざわざ大学まで来てくれて私の授業を見てくれた。

この活動は続けたかったな~。
いや、続けたいな~。

今は、戻れても戻れなくてもできることを探そうと思って制作中。

模擬授業のときって、授業を見たことがあったり、参考資料を見たりすることでパッとイメージがわく。

もちろん1から自力で考えることも必要。

だけど、学生のヒントになるように。先生方が実際に教えるときのヒントになるように。

  

単元ごとの取り扱い説明書ができたらなあと。

戻れたときは、模擬授業を行う前に単元の流れを説明する教材として。

戻れなかったら、いつでもどこでも調べたいとき、参考にしたいときに調べられるような資料として。

これだけは活動期間内にやりたいこと。

今でも任期内に戻れることを願っている。

もう一度でいいから会いたい。

早く世界が平和になりますように。

ポチッとできるようになりました!!笑

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