急遽帰国指示。後悔のない1日。
私たちの帰国が決まったのは、17日。そのあと1週間の猶予があり、25日に出発予定だった。
そう、予定だったのである。
他の国が次々と帰国が早まったりする中、ラオスは大丈夫だろうと心のどこかで思っていた。19日(木)から学校は休校になり、先生方は全員出勤していた。
20日からは各事務所で2人ずつしか出勤しないとのこと。
そして20日(金)ほとんどの人が出勤しておらず事務所で最後の教材を作ろうとしていたが、途中で調整員さんからのメールをよく見るとやることリストが大量に。
だから、一度家に帰って準備していた。
11時30分、調整員から一本の電話。
25日まで待っていると帰国できなくなる可能性があるとのこと。だから明日の夜に出国できるように。と。
思わず、涙。
でも仕方ない。残されたできることをやろうと、すぐに職場へ。通り道のカフェの店員さんにも挨拶してお別れ。
そしてCPに会って伝える。さすがにCP もビックリしていた。そしてお世話になった小学校の先生のところへ。
もう1日涙止まらんよ。だって来週だったんだよ?明日って、もう今日しか会えないやん。
そしたら昼御飯一緒に食べようって、その家族でみんなで一緒にご飯を食べた。8ヶ月の子供をずっと可愛がってたんだけど、いつも叫んだりするけど、今日は大人しく一緒にいてくれた。笑
ラオスの有名なタンマクフンを食べて、バイバイ👋
最後にお世話になった幼稚園の先生に挨拶いこうとした途中、一番上の上司に会った。そして明日帰国ということを伝えると、すぐにバーシー(伝統的な行事)をやろうと言ってくれた。その時点で13時過ぎ。15時16時にまたきてねって。
そして幼稚園の先生のところへ。
いつも「大丈夫、大丈夫って言ってくれる。」私もなぜかソワソワしていた心が落ち着いた。
16時までに戻ってこようと、お世話になった小学校の先生の家まで。
朝早くに連絡くれて会おうって言ってたのに連絡取れず、このまま会えなかったら後悔すると思い、家まで押し掛けた。笑
そしたら私に手紙を書いてくれていたらしい😭😭
そして15時からバーシーをやってくれるということで大学に戻る。ラオスは15時と言っても16時だろうと事務所で最後CPと過ごしていた。
15時15分…そしたらまた1本の電話が!
調整員さんから明日の便はとれなくなったと。えっ、今からバーシーなのに、もうちょい期間が延びるのか?と思ったら、
今日の20時半の便で帰国できますか?
と。もはや受け入れるしかない。仕方ない。
同僚に伝えると急いで準備してくれた。そして、時間がないから先に家の荷物をもってこようって。
時間ないからみんなできてくれた。私は車で同僚の先生が自転車をこいできてくれる。優しすぎる。
明日だと思っていた、いや25日だと思っていたから冷蔵庫の中はまだまだたくさん。調味料もたくさん。全部、持って帰ってくれて。笑
無事に荷物撤退。(一時帰国なのである程度のものは残してある。)
大屋さんも一瞬で来てくれて、会うことができた。ありがとう~😭😭
そして車で大学へ。
みんな来てくれて、、、
お坊さん?も呼んでくれて、、、
バーシーをやってくれました。
もはやこんな急なのに集まってくれたのが嬉しくて涙涙涙😭。
みんながこうやって「安全な旅を」とか「健康で元気で」とか「またラオスに戻ってくるんだよ~」と言いながら紐を結んでくれる。
こんな感じになる。(日本では気まずいが3日間はとってはいけない。)
みんなでご飯。あの一瞬でここまでできるのがラオス。いつもゆったりだけど、行動するとなったらあっと言う間。こういうところも好きです。
そしてプレゼントまで。
空港まできて見送ってくれました。
まさかの前倒しからの前倒しの帰国。帰国までの時間でたくさんの人にお礼を言いたかった。そしてまだやり残したことをやりたかった。
通達5時間後に出発。空港までの移動を考えたら残された時間は2時間。
こんな形で「日常生活の明日」を送れなくなるとは思っていなかった。でもこれは世界共通の話。
1日も早くに終息することを願い、いつでも戻れるように日本でできることをするしかない。
今回、急な「一時的なお別れ」を終えて感じたこと。
私は恵まれた職場にいたんだな。
ってこと。一時帰国なのでさらっとしたお別れになると思っていたが、みんな集まってくれた。
そして「絶対に戻ってきてね!」って。「また会おうね」って。嬉しかった。
8ヶ月で辛いこともたくさんあったが、逃げずに取り組んだからこそ築けたものもあったのかなあと実感した。
急な一時的なお別れだったけど、1秒足りとも無駄にせず、現地の人と一緒に過ごすことができて後悔はない。
いつか必ず戻る!
と思い、1から勉強しなおそうと思う。
ポチッとできるようになりました!!笑
※ブログ村に登録しました!※
良かったら↑ポチッと押してください(^^)v
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?