滑り込みの100マス計算
ずっとやろうやろうと思っていた100マス計算。
何だかんだでタイミングが合わず、ずっとできていなかった。
今は2年生の子供たちがかけ算に興味を持ち始めている。
休み時間まで遊びながら九九を唱えている。
今がチャンスだ!!
ラオスでは全体的にかけ算が苦手である。5年生でもかけ算の表を見ながら答えている。むしろ大学生ですらかけ算の表をみている。
きっと今まで「見ればいい。」と思ってきて覚えてきていないのだろう。
幸い、「九九の歌」があるため最初から歌えば答えることができる子が多い。
例えば6✖️9の答えを知りたかったら、6✖️1、6✖️2、6✖️3……6✖️9まで唱えて答えが出る。
つまり、6✖️9=54とは結び付かないのである。
だからこそ、興味が出ている今!!九九を特訓しようと先生と話した。
休校措置が出る1日前。。。
急遽やってくれると言ってくれた。
もちろん最初はできない。それは分かっている。だんだんできるようになればいい。という話をした。
私の理想では3分で100マス計算を行い、その子がどのくらい伸びていくかを記録していきたかった。
だけど、2年生の先生は5分でやろうって。
確かにラオスの現状を考えると5分でもいいなと思い、5分で実行。
半分の子が2行か3行くらい。
人によっては1行いかない子も。
1番早い子でも5行と少し。
私が想定していたよりも下回る結果となった。
だけど、ここから伸ばしていくのが私たちの仕事。先生と結果について話し合った。
先生は、もっと問題を少なくしよう!って。
私は100マスだからこそ、だんだんできるようになるのを実感してほしかった。
だけど先生は100マスだといつまでたってもできない。だから、まずは小さいので2分で練習しようって提案してくれた。
私は日本のやり方を押し付けようとしていたのかもしれない。現地に合うやり方を一緒に考えていこうと思った。
すぐに作ってみて提案。横のマスも1つ減らし、1ー9でできるようにした。そして5の段までで練習することにした。
残念ながら、これは休校になってしまい、原本とデータだけ渡し実行することができなかった。きっと私がいない間にもやってくれるだろう。
そして、その日のうちに宿題で100マス計算を出していた。授業でやるのは小さい方だけど家での練習は100マスとのこと。
朝来たら必死にやっている子供たち。笑
あれ、家でやるのでは🤔?笑
と思ったが、たぶん宿題を家でやる習慣はあまりない。だけど、いつもは遊んでいるのに必死に問いているのをみて嬉しくなった。
スワイカン(助け合い)。ラオスで大切にされていること。こういうときはスワイカンいらないんだけどな~🤔笑
よしよしがんばれ!(紙がもったいないと思い、両面印刷したので子供たちは両面やることに…笑)
少しずつ、全部唱えなくてもできるようになってきたね。
これが私がいなくてもやってくれるといいなー。
嬉しかったことは他の学年の先生も興味をもってくれて、自分で印刷して子供にやらせていたこと。
私がやろうと言ったわけではなく、自分で考えて行動してくれたこと。
私が一時帰国する前に紹介できて良かった。そしてデータと原本、少し印刷したものを残していったので、きっとやってくれるはず!!
戻ったらすぐに記録できるように、一人一人の名前と記録表を作っておこう。
ポチッとできるようになりました!!笑
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