世界を変えることはできないが…😊
世界を変えることはできないが、身近な人を変えることはできるかもしれない😊
今日はそれを感じた1日だった。昨日の続き。4年生の「小数」の単元。
今日はここを教える日だった。
私が事前に授業の流れを書いてそれを見ながら先生は授業を行う。(いつかこれはやめようと思っているが、新しい教科書のため、先生は難しいと言っているため補助資料として今は提示している。)
前日に気合いを入れて作成。今回のポイントは、
黄色い付箋!!子どもに考えさせる時間。
この先生は、前にも記載したが、すぐに答えを言ってしまう。(ラオス全般的にたぶんそう。)
だから、少しでも考えさせる時間をとりたいと思い、強調して書いてみた。
先生は説明が上手だから先に、子供たちに考えさせてというメッセージを先に渡し授業開始。
もちろん先生は時間通りに来ない。
だから、先に昨日の復習を行うことに。
昨日教えていた、1Lを10こに分けると0,1になること。0,1を10こに分けると0,01になることを確認したあとに、
この教材を使って確認。
めくるとこんな感じで、2は2でも0,2ということが分かるようになっている。
2年生の先生が3桁の数でこれを作っていたことを思い出し、小数でもできるのではないかと思い、作成。
数の構造が理解しやすく、効果的だった。
復習を終えた頃に先生が登場!!
先生も使ってくれた!!
そして、授業では分かりやすく図を使って説明。
1Lを10個に分けると1つのメモリがいくつ?と。
子供たちに投げ掛けてる!!
そして、0,1を10個に分けると?と図を書きながら子供に投げ掛け、黒板に書いていく。
分かりやすい!!!
そして、これ!!
分かるだろうか!?この変化を。
穴埋めになっている!!
先生が子供に考えさせたのである。(ここは考えさせてと指導案に書いたし、言ったけど。笑)
いつもは子供は分からないからと言って答えを言ってしまったり、書いてしまったりする。
けれど、今日は時間をとって、考えさせた。
ラオスに来て、自分は何ができるのだろうとたくさん悩んだ。そして、これからもたくさん悩むだろう。
そしてこの小さな変化は私にしか分からない。
そしてJICA や配属先の人たちはもっと大きな変化を求めているかもしれない。
私たちは世界を変えることはできない。
だけど、身近な人の変化を、一番に気付き、それを一緒に喜び合える人でありたい。
小さな小さな変化がいつか大きな変化になることを信じて、日々の活動に励みたいと思う。
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