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空き家問題のリアル その2 どう使える家にするか

2022年の7月に母が他界して、
その半年後に父が他界して、
2人が住んでた家が空き家になった。

もともと別荘だった家に、
仕事を引退してから親2人が15年ぐらい住んでた。

「山の家」と呼んでた伊豆の付け根にあるその家は、
バブル時代に開発された別荘地で、
私達が小学生の頃からポツポツと遊びに来る場所だった。

1年ぐらい経って、やっと片付けを始めて、
1年ぐらいかかって、だいぶ片付けて、目処がついて来たので、
「どう使うか」を考えるのが建築デザイナーとしての私お仕事なので、あれこれ考えたい。
そして、やっぱり自分のところで試したいことの実験場になってくる。

◎使い方
私や妹家族も使うけど、みんなの別荘的に使えたら面白そう。
山の中にあって、川も近いので、野草も豊富だし、
あれこれ試したりつくったりする小屋とか納屋みたいになっても面白そう。
※片付けてからちゃんと考えようと、いまのところまだ保留。

◎やってみたいこと
・薪ストーブ 熱源と湿気が多い土地の環境にやっぱり合いそう(薪もありがたいことにすぐ調達できるし)
・土間と水場 テラスにつながる水場があると何かと便利そう。土足で使える土間があると、ここの暮らしには便利そう
・屋根裏 現状はだたの2階の高さで天井があるけど、屋根まで高さがあるのでロフトでもちょっとした小部屋でもできるはず
・高基礎を活用した倉庫 斜面地に建つ家なのでどーんと1階分ぐらいコンクリートの基礎がある。ここが倉庫とか何か部屋になったりもするんじゃないかな・・(構造の先生にはコンクリートの壁を構造部以外なら開けられるよーというご意見までは確認済み)
・食べられる庭 食べられる野草がここそこにあるので、もう少し整えて身近なところでとれる食材を増やしたい。整えたり、植えたり。
・アトリエ ものづくり、ワークショップなどしやすい場所(これはきっとすぐできる)
・森の整備 森の家なので、家の周りの木々をもう少し整えたい

◎現実:リアル
現状の資源でどうやっていくか、次の手は何か。
あっという間に時間が過ぎる。
少しづつは前に進んできてる。

私ができるとこはだいぶやったので、
次はもう少し外のパワーに頼って動かしていく段階に進んできた。
こんな山の家に興味があって、実験住宅つくるのお手伝いしても良いよ。
という面白がってくれる人たちとチームをつくる方が「一人でできる限界」がまた見えてきたので、(この壁、何年かごとに何かとある・・)シフトチェンジしてまたトライを進めていこうか。

そんな今日この頃です。

山の植物や生き物から訪れる旅に学びがある。
観光地でもなんでもないけど、魅力的なところです。

ぜひ遊びにきてくださいな。

今日もお読みいただきありがとうございました!






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