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台湾の入国時隔離がつらすぎる

生まれて初めてホームシックにかかりました。あんなに求めていた台湾に上陸して2日目でです。このnoteを書こうと思ったときに、冒頭の写真を「ホームシック」で検索したら出てきたRan.さんの写真。文字もですが、文章に心を打たれてしまいました。少し心が癒された今、私も台湾に愛されたい。

どうしてこんなに隔離がつらいと思ったのか、そして、これから台湾に入国し、隔離される方の参考になればと思いまとめました。

5時間かけてタクシーで高雄まで行くのがよくない

 まず、私の語学学校は高雄にあるのですが、学校の管理の理由から隔離ホテルは高雄でとらなといけませんでした。台南の語学学校にいく知人が桃園で隔離をしたという話を聞きましたから、これは学校によると思います。
 現在日本から台湾へは桃園国際空港と松山空港にしか航空便が飛んでいません。そして、語学を学ぶビザの入国は桃園国際空港からと限定されています。
 桃園から高雄までの移動は防疫タクシーに乗らなくてはいけません。意外と台湾も距離があるので、3.5時間~4時間くらいが目安だと聞いていたのですが私は5時間かかりました。へとへとに疲れた状態で隔離状態になること、大変ストレスでした。

高雄の隔離ホテルは選択肢が少ないのがよくない

 私が隔離ホテルで絶対欲しいと思っていたのは窓とバスタブでした。探すときにmrhostというサイトで探したのですが英語で探せるし、窓があるか、バスタブがあるかなど情報が書かれていて便利でした。
 このサイトで見つかる高雄の隔離ホテルは11件です。うち、窓とバスタブと記載があるのは4件。入国者数が増えているのか予約もなかなか取れず、取れたホテルのGooglemapの口コミを見てみたら「Gが出た・・・」という口コミが数件・・・
 恐る恐る渡航しましたが、意外と部屋はきれい。ただ、日本語も通じなければ、英語も通じない。今まで台湾滞在はそこそこよいホテルに泊まっていたからか、ここまでホテルで英語が通じないことはなかった・・・

隔離ホテルの部屋

 現在7日目ですが、今のところGは出ていません。ですが、ネズミが夜中に出た形跡(走り回る音、糞が落ちていた)がありました。効くか効かないかわからないけどiPadに超音波バリアというネズミが嫌う音を流すアプリをダウンロードして流しながら寝てます。
 また非常に壁が薄く、隣のおじさんが喧嘩しているのが聞こえるのと、夜中の3時に廊下で結構な音量で話し声と歩き回る音が聞こえるのがきついです。後者に関しては従業員かなって思うのですが、季節柄この世のものではないのではと思ったりもします・・・毎晩寝不足です。
 もし、高雄で隔離じゃなかったら値が張っても台北の良いホテルを取ります。少なくとも4泊は全く外に出られません。よっぽどのツワモノ以外はケチらないほうがいいと思います。

ごはんはかなり美味しいけど選べないのがよくない

 隔離の唯一の楽しみはごはんです。7日目まで、どのご飯も美味しかった!(唯一今日の夕飯はあんまりおいしくなかった)

あげた鶏肉が乗ったお弁当。おかずもみんな美味しかった。

 なのですが、揚げ物が続くし、朝は毎日サンドイッチだし、同じ魚のおかずが3日続くし・・・いくら美味しくても私にとって自分で選べないというのはストレスでした。
 台湾の知人が途中で台湾のカップラーメンやお菓子を差し入れしてくれました。

どのお菓子も美味しかったです。写真以外にも大量にくれました。

 最初はこんなに食べられないよーって思っていたのですが、お菓子食べて1食スキップしたり、自分のおなか具合に合わせて選べるようになったのが非常にストレスを軽減してくれました。

やることがないとよくないことを考えてしまう

 隔離ホテルのテレビの調子も悪く、youtubeやNetflixも好みの動画が見つからず、3日目までは1日中ぼーっとしていることが多かったのもよくありませんでした。日本にいる家族のことを考えてしまい涙することも・・・LINE電話するもさみしさが募ります。
 そこでSNSを使っておすすめの暇つぶしを教えてもらいました。
 ・無料のネット漫画を読み漁る
 ・韓国ドラマを見る(ウヨンウ弁護士は天才肌と39歳を見ました)
 ・台湾ドラマを見る(ママやめてを見ました)
 ・ジブリを見る(台湾Netflixではジブリが見えます)
 ・Uberでスイーツを頼む(ホテルのフロントと意思疎通が図れないのであきらめた)
 ・ストレッチ
など。進めていただいたものはなるべくしてみました。加えて、眉ティントをしてみたり、無駄にnoteを書いたり、トムハンクスのターミナルを見たりと時間をつぶしました。

眉ティント定着までに数時間かかるので誰にも会わない今のうちに

何か自分の夢中になれるものを持ってくるといい

 実はちょっとした焼き菓子や、大好きなお茶、入浴剤や、アロマなど、普段の生活で自分を慰めてくれるものを持ってきてはいたんです。それでも、異国で圧倒的に自由を奪われるこの状態ではあまり作用しませんでした。
 そんな中私を救ってくれたのは創作する時間でした。Noteを書いたり、ipadを使って絵をかいたり、動画を編集したり、没頭できる時間を持てたことで7日目までようやく来ました。台湾は到着日を0カウントなのであと1日、隔離を頑張ります。
 これから台湾で隔離ホテルで過ごされる方は、ご自身が夢中になって時間がつぶせるものを持ってくることを強く強く、お勧めします。
 皆様の入国隔離の時間がよい時間になりますように。



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