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ザッ!菊芋御膳。

こんにちは!
結びや〜旅する台所🌿〜
のTomomiです^^

“シリーズ🌿
❄️貯蔵野菜を美味しく食べたい!
第一弾!

今回、スポットライト💡を当てるのは、、
菊芋』です✨

皆さん、菊芋をご存知ですか?
ここ数年で随分メジャーになったお野菜のひとつではないでしょうか。

🌟イヌリンが豊富!(水溶性食物繊維のこと)
🌟食後の血糖値を上げにくい。
🌟糖尿病や高血圧の改善などをサポートしてくれる。
など!

飽食の時代、食べ過ぎから来る病気を沢山に抱える、私たち現代人には有り難〜い自然からの恵みなのです😌🌿

今!注目されている、菊芋
実は帰化植物のひとつで、一昔前はとても厄介者扱いされていた植物でもありました。

その生命力は半端なく!
石垣の下に潜り込んでまで!石と石の隙間にも!ちゃんと実を付けます。笑
寒い冬でも凍ることなく力強く根を張り、我が家の畑の隅っこにある菊芋エリアも年々と広がりを見せております。笑

しかし、その生命力の強さ故に、
信州の寒い冬でも凍みることなく、
冬の間も保存が利き、春先まで食べ繋ぐことが出来るありがたい野菜のひとつでもあります。

さらに凄いのは、春先芽🌱が出る前にも掘って食べることができる🙆‍♀️

マニアックな畑の話しになりますが、、
寒すぎる地域では、大根や人参🥕などの根菜類を、畑でそのまま冬越しさせようとするのは中々難しい。何故なら凍みて傷んでしまうから。
でも菊芋はそれが出来るのです🙌

春先、雪解けの頃にも畑から収穫して食べることが出来る、ひと冬越した菊芋は甘さを増し⤴︎またひと味違う味わいになっているのですよ〜☺️

さてさて、菊芋ちゃんの説明が長くなりましたが、、ここからです🌟

“芋”と名は付けど、本来はキク科🌼の植物の根っこで、デンプン質が少なく生でも食べられるのも特徴です。
生だとシャキシャキとした歯触りを楽しめ、
加熱するとしっとり。風味は牛蒡のような香り☺️

生でも加熱してもそれぞれに美味しい。
料理の仕方次第で様々な表情を見せてくれる^^
一つの素材で食卓にバライティーが広がるそんな頼もしい冬の食材です✨

ということで、
ご飯🍚、汁物、おかずまで💖
一つの素材で!豊かな晩冬の食卓をご紹介します。

タイトルの如く!!
ザッ!菊芋御膳』の始まり始まり〜👏 

最初に、菊芋の下処理から。
よく洗ってから、黒くなっている部分があれば包丁で取り除いてください。
今回のレシピはどれも皮付きのまま使いますよ。
(皮付きだと風味豊かです。)

まずはご飯から!🍚

\クミン香る/
ホクホクしっとり菊芋の炊き込みごはん🍚】
3〜4人分
・米 2合
・菊芋 150g
・塩 小さじ1/4〜1/2
・薄口醤油 小さじ1〜2
・日本酒 大さじ1
・昆布(あってもなくても可)小一枚
・クミンシード 小さじ1
・好みのオイル(ギー、太白ごま胡麻、オリーブオイルなどシーンに合わせて)小さじ2
・水 350cc

①米は研いでザルに上げて水気を切る。

②菊芋は大きければ食べやすい大きさの一口代にカットしておく。

③炊飯鍋に米、水、調味料を入れてセットしておく。

④小さなフライパンにオイルを熱してクミンシードを入れて香りが出たら②の菊芋を加えて、3〜4分表面を焼き付けるように炒める。③に加える。

⑤鍋を中強火にかけて沸騰後、火を極弱火にし13分ほど炊く。最後に10秒ほど火を強めてから火を止めそのまま8〜10分程蒸らす。さっくりと混ぜ合わせ、碗に盛り好みで黒胡椒を挽いて供する。

*炊飯器で炊く場合は、水加減を2合の目盛を目安にセットしてください。

*塩分は、食卓や好みに合わせて加減してください。

*菊芋を炒めてから炊くことで、素材の旨みが引き出されコクが増し、さらに!鍋の中で素材と素材が調和するような気がします☺️(ひと手間ですがそんな心持ちで作ってみてください。)

菊芋の土っぽい香りにクミンシードの香りが交差した瞬間💫新たな世界が広がるかも…⁈
菊芋と一緒にぜひ旅に出てみてください〜🇮🇳🇺🇿🇲🇦きっと知らない扉が開けるはずです😌🚪笑

続いては、、スープ🥣をご紹介します。
温かなスープは冬の食卓に欠かせません。
心も身体も温まってください〜☺️

\とろんとほっこり沁み渡る〜/
菊芋と長ネギの冬のスープ❄️】
2〜3人分
・菊芋 150g
・長ネギ 80g
・湯 400〜450cc
・塩 小さじ1/3〜1/2
・味噌 小さじ1/2
・黒胡椒 あればホール2〜3粒
・ローリエ あれば一枚
・好みのオイル(ギー、オリーブオイルなど)

①菊芋はスライス、長ネギは斜めスライスにする。

②厚手の鍋に、塩少々(分量外)を振り、ネギ→菊芋、塩少々の順に重ねて、ローリエ、黒胡椒、少量の差し水をして蓋をして弱火にかける。(重ね煮する。)

③蒸気が上がってきたらそのまま8〜10分程野菜が柔らかくなるまで加熱する。

④分量の湯、塩を加えて沸騰後したらさらに馴染むまで6〜10分程度煮る。

⑤粗熱が取れたらローリエのみ取り出し、味噌を加えてミキサーで滑らかになるまで撹拌する。

⑥再び熱々に温めて器に盛り、オイルをひとまわしして供する。
好みで胡椒やピンクペッパーなど散らしても🙆‍♀️
〈アレンジ&バリエーション〉

*長ネギを玉ねぎに代えてもOKです。
🌟長ネギだとより冬らしく仕上がり、温まり効果がUPします。
🌟玉ねぎ🧅だと甘みが増し、お子さまにも食べやすいですね。
🌟半々やミックスでもおすすめです^^

*より濃厚にクリーミーに仕上げたい場合。
🌟浸水したカシューナッツを5〜6粒加えるのもおすすめです。
🌟もっと気軽にという時は、水分を気持ち減らし豆乳や好みのミルクを加えてもOK。

それぞれの食卓に合わせてお好みで作ってみてくださいね☺️

写真のスープは寒〜い日だったので、
仕上げに、ギーで黒胡椒をテンパリングしたものとピンクペッパーをトッピング🌿
↓↓

最後に、
常備菜にもなる!お漬物をご紹介します😉
お醤油を使っているので、普段の食卓にも馴染みやすいですね。和食に問わず、スパイスカレーのお供にもgoodです🙆‍♀️
保存も効く優れもの!常備菜としてどうぞ〜

\ほっとする定番の味わい/
菊芋の醤油漬け
作りやすい分量
・菊芋 200g
・セロリ あれば100g(約1本)
・人参 30〜50g
・日高昆布 小さな1かけら(なくても可)
(A)
・薄口醤油 大さじ3(濃口でもOK)
・本みりん 大さじ2
・米酢 大さじ1
・唐辛子 好みで1本

①菊芋は食べやすい大きさのスライス、セロリは茎の部分のみ斜めスライス、人参は千切りにする。

②小鍋にAを入れ一煮立ちさせる。①を合わせて、調味液が熱いうちに野菜にかける。ひと混ぜし、昆布を液に沈め、重石をして30分〜1時間ほど置けば浅漬け感覚で食べられる。さらに一晩〜おくと味がなじんで美味しい。好みでどうぞ〜

*冷蔵庫で1週間ほど保存可能です🙆‍♀️

*菊芋の土っぽい香りと、セロリの爽やかな香りがよく合います。もちろんある素材で、菊芋や人参のみで作ってもOKです

*調味料は3.2.1と覚えると覚えやすいですね〜☺️💡甘みが欲しい方、酸味好きの方、好みで増減してくださいね。 

*昆布は入れても入れなくてもOK🙆‍♀️
入れたものは柔らかくなったら細く刻んで混ぜると無駄なく美味しく頂けます。

皆さんも菊芋で!
愉快で豊かな晩冬❄️の食卓をお楽しみくださいね✨

追伸:
ちなみに、菊芋が手に入らない!という方がいらしたら、ごはんとスープはごぼうでも美味しく出来るので是非!お試しくださいね☺️
ごはんの場合、ささがきor小さな角切りにcut✂︎
お漬物は、大根なんかでも良さそうですが水分が多いので!調味料を加減してみてくださいね。

ではまた〜👋

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