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放課後等デイサービスの選び方とは?探す方法についても解説



「放課後等デイサービスに子供を通わせたいけれどどんなところを選べばいいかわからない」

「放課後等デイサービスを選ぶポイントが知りたい」

と思っている方もいることでしょう。

筆者には、特別支援学校に通う小学1年生の子どもがいるのですが、放課後等デイサービスの選び方のポイントがわからず、悩んだ経験があります。

今回は、放課後等デイサービスを選ぶポイントを徹底解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。


選び方のポイント

1.放課後等デイサービスの雰囲気や他の子どもの様子

放課後等デイサービスの雰囲気を見るのは、通う施設を決めるうえで重要なポイントです。
「どこでも同じような感じなのでは?」と思うかもしれません。しかし、放課後等デイサービスは施設によってカラーが全く異なります。スタッフの対応や子どもたちの様子、サービス内容なども確認しておくことが大事です。
気になっている施設に子どもと一緒に出かけてみて、合いそうかどうかチェックしましょう。


2.希望するカリキュラムの有無
放課後等デイサービスにどのようなことを求めているか明確にしておくことも大切です。

放課後等デイサービスにもさまざまなタイプがありますので、求めているサービスを提供している施設を選ぶのがよいです。

例えば、療育に力を入れたいと思っているのであれば、言語聴覚士や作業療法士などの専門職が在籍していてプログラムがしっかりしている施設を選ぶとよいでしょう。
そのほかには、将来子どもが自立できるような支援を希望する場合、買い物や体験教室など課外活動が充実していたり、豊富な経験を持つスタッフにいつでも相談できる体制をとっていたりする施設を選ぶのがよいかもしれません。

3.週に何日通所が可能なのか
放課後等デイサービスに子どもを預けている間に働くことを検討している方もいるかと思います。そのような場合、重要なのが週に何日くらい預かってもらえるかという問題です。
施設によっては利用している子どもが多くて希望する日数や曜日に対応できない可能性があります。なるべく希望通りにお願いできる施設を選べるよう、早めに確認や相談をしていくのが望ましいです。


4.日数や時間など子どもにとって無理がないか
時間や日数など子どもにとって無理がないかという点も注意が必要です。通う日数が多かったり時間が長かったりすると、子どもにとってストレスになる可能性があります。
無理のないペースで楽しく通えるよう、少ない日数から徐々に慣らしたり、家で過ごす日を決めておいたりするのも一つの手段です。


5.先生の対応
放課後等デイサービスごとにマニュアルが異なるため、スタッフの接し方やトラブル時にどのような対応をしているか、あらかじめ確認しておくことが重要です。

放課後等デイサービスは発達面で心配なことがある子どもが通う場所。子どもによって特性が異なるため、一人ひとりに合わせた対応をしているかどうかもポイントです。個々に合わせた支援をしているかや、保護者へこまめな報告があるのかといった点を確認しておくとよいでしょう。

6.自宅からの距離や送迎の有無
放課後等デイサービスを決める場合、自宅や学校からどのくらいの場所にあるのかもチェックしておかなければなりません。
良さそうな施設であっても自宅から遠すぎる所にあると継続しにくくなるため、なるべく通いやすい場所を選ぶようにしましょう。
また、遠くても送迎までしてくれる施設なら安心です。


探す方法

1.ネットで探す
一番手軽にできるのがネットで探すという方法です。お住まいの地域、放課後等デイサービスという言葉で入力してみると、情報をみることができます。

その中で気になる施設をピックアップし、予約してから見学にいくのがおすすめです。

最近、放課後等デイサービスは続々と増えており、ネットに公開されていない新しい施設ができた可能性があります。
そういった新しい情報は児童相談所や行政が知っている可能性があるので、適宜確認していくのがおすすめです。

2.仲のよい保護者に聞く

実際に放課後等デイサービスを利用されている子どもがいるお友達に情報を得ることです。
施設の雰囲気や先生の対応、どのようなサービスを行っているかなど、実際利用した保護者から聞くのが参考になるかと思います。
そのような知り合いや仲のよい保護者がいれば、聞いてみるとよいかもしれません。

もし、なかなか聞ける人がいないのであれば、ネットで探して実際に見学に出かけたり、児童相談所や行政に聞いてみたりするとよいでしょう。

3.療育の先生に相談する
子どもが通う療育の先生に相談するのもおすすめの方法。
放課後等デイサービスはさまざまなタイプがあり、カラーも施設ごと異なります。
放課後等デイサービスを探していたとき、子どもに合う場所がわからず、「どこに通えばいいのかわからない」という状況でした。
未就学のときにお世話になっていた療育の先生に相談してみたところ、地域の放課後等デイサービスの情報について細かく教えてもらうことができたので、施設を決めるうえでとても参考になりました。

まとめ



放課後等デイサービスの通う場合、信頼できるデイを見つけられるのか、子どもが楽しく通えるのかなどさまざま心配事は尽きないと思います。

子どもの同級生のお母さんに聞くなど、実際に放課後等デイサービスを利用している方に聞いてみるのはとても参考になるのでおすすめです。

もし聞けそうな人がいない場合、療育の先生や学校の先生など子どもをよく知る人にアドバイスを求めると、子どもに合ったカラーの放課後等デイサービスを教えてもらえることがあります。

周りに相談した上で最適な放課後等デイサービス探しをしてみましょう。


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