今週の相場振り返り（2020/6/1～6/5）堅調な相場でした。米国の黒人差別反対デモが活発化しています。
こんにちは、tomoです｡今週の振り返りです。
引き続き好調な相場環境でしたね。米国内の黒人暴行死に対して、黒人差別の解消を求めるスローガン「BLACK LIVES MATTER（ブラック・ライブズ・マター、黒人の命は大事だ）」を掲げたデモがありました。「国家安全法」をめぐる米中対立が懸念ですね。さてさて今週はどんな相場だったか振り返ります。
米国
ダウが上昇トレンド継続しています。米中対立の影響は懸念されるますが、節目の26000ドル、200日線を超えて、27000ドルまで戻りました。米中対立の動き次第ですが引き続き強い動きでしょうか？
出所：TradingView
S&P５００の週次のマップです。強いですね。
Fear & Greed Index は66（Greed)になりました。過熱はしてきていますので、徐々に要注意ですね。
VIX指数（恐怖指数）は24.52まで下げてきました（先週27.51）。
出所：TradingView
「VIX指数」（恐怖指数）
数値を1年間の営業日数260の平方根の近似値16で割ると、直感的に理解しやすい。
例えば20の場合、16で割ると1.25となり、おおよそ「7割弱の確率で相場が1日に上下1.25%の
範囲で動く」と予想されていることを意味する。日経平均
日経平均CFDは、５日線の上で堅調に推移し、200日線を超えて23000を超えてきました。来週は節目の24000円を目指す堅調な動きを見せるとは思いますが、メジャーＳＱを控えてそろそろ一旦は調整をし始めるのではないかとも思われます。22000円を割って200日線を下方ブレークした場合は一旦逃げた方がよいと思われます。
出所：TradingView
騰落レシオは過熱ゾーンには入っています。
日経VIは26.05で終えました。
出所：TradingView
日経平均のＰＥＲは14～16が標準ですが、20倍で過熱してきています。
投資主体別売買動向は、海外投資家は買いに転じましたが、信託銀行（年金）は売り、事業法人（自社株買い）は低調、個人も売りということで、空売りの買い戻し中心で、それほど、強い相場ではないかと思いますので要注意です。
米10年債金利
利回りは高くなってきました（債券が売られ債券価格低下している）。
出所：TradingView
ビットコイン
もみ合い相場ですね。
出所：TradingView
金
金は、高い水準で推移していますが、調整していますね。
出所：TradingView
原油
出所：TradingView
FX
EAランキングです。ＭＬＳは今週も好調でした。
USDJPY
円安方向の動きです。
出所：TradingView
EURUSD
EUR高の動きに思われます。
出所：TradingView
（参考）コロナウィルスの状況
米ジョンズホプキンズ大学調べで、世界全体で感染者数は689万人（先週605万人、先々週531万人）、死者は39万人（先週36万人、先々週34万人）を超えました。死者は一週間３万人のペースです。世界的にみるとあまり落ちてはおりません。ブラジル、ロシア、インドの感染者が増えています。
日本の感染者数も16886人（先週16607人、先々週16362人）（東洋経済）。一週間で３００人弱のペースで増加率としてはほぼ先週同様です。
〇米ジョンズホプキンズ大学システム工学センター（CSSE)
https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
○世界の状況
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/
○日本の状況
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
○東京都の状況
【備忘メモ】前週比値上がり株
【備忘メモ】前月比値上がり株
http://blog-traders.okasan-online.co.jp/ 岡三オンラインの勝っている人の買っている銘柄、売っている銘柄
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