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今週の相場振り返り(2020/3/2~6)
こんにちは、tomoです。今週の振り返りです。引き続きボラタイルな相場ですね。
日経平均
先週末の記事で20000円の大きな節目を前にどのような動きを見せるのかと記載しましたが、引き続き底値を固めるのか、2番底を探るのか、低い位置での様子見が続きました。
日経平均CFDは週末先週の安値20474円を下回った。ただし、引けにかけてはダウの反転に合わせて、少し戻している。
出所:TradingView
日経平均指数の動き
出所:TradingView
騰落レシオ(25日)は58.13%(70以下は底値ゾーンと言われる)、投資家心理を敏感に示すサイコロは5勝7敗(3勝9敗で底入れすると言われる) 。サイコロは、来週2連敗すれば再度3勝9敗ラインに到達する。
日経平均のEPSは1629円でありGDP減少率を10%として修正EPSは1458円となり、標準PERを14倍とすると下値目安は20412円ぐらいでありバリエーション的にも妥当な水準であり、コロナの収束が見込めるようになれば買い戻しがはいってくるだろう、
移動平均乖離率(25日)は、-9.3%で月曜日に20500円以下で引ければ、-10%を下回り、かなりの売られすぎゾーンになる。
来週は3/13のSQまでは乱高下すると思われるが、仮に20474円を下回った場合には、2番底を探る動きとなり、20000円の大きな節目、昨年12月の安値水準18982円、18,349円(直近高値24144円*-23%(2018年後半の下げ率))が意識するライン。
戻りの目安は、本日の安値の20613円と1/17の高値24115円の38.2%戻し21950円、半値戻し22364円、25日移動平均線22761円、75日移動平均線23309円。
日本株の各市場
個別株
岡三オンライン証券のサイトが興味深い。2月に好成績のトレーダーが買った株と売った株。
岡三オンライン証券の勝っている人の買った株で日経平均レバレッジがNo1になっており、売った銘柄はダブルインバースでありそろそろ反転するとみている人が多いのがわかる。
米国株
ダウは今週歴史的な下げを記録。25日移動平均乖離率もー10%を下回りかなりの売られすぎ水準。
3年移動平均線はサポートとして機能しており、買い場の水準であろう。
VIX指数は54.39まで高騰し、リーマンにつぐ高値を付けた。
Fear & Greed Index も7(Extremely Fear)まで下げている。
米国では足元の米10年債金利が0.767%へ急落。米国フェデラルファンドレートを下回っており、FRBのさらなる金利引下げによりこの状況が改善されないと、株式から債券への資金移動が継続し、米国金利は一段と低下し、ドルが売られてドル安円高が進行する。その結果、日本の輸出関連企業も新型コロナウィルス感染拡大による景気後退、円高進行による業績悪化のダブルパンチを食らう可能性がある。
米10年債金利
出所:TradingView
なお、世界の株安の中で、上海市場が上がっているのが異質である。
FX
TradingViewでVIXの20以下になったらアラートが来るようにセットしてEAは一部を除いて停止してます。ちょっと寂しくなってきましたが。30以下に変えるか等優柔不断な考えがときたま浮かびます。
おたまじゃくしカップで動かしている口座については、3つのEAのうち2つがTPしました。トレンド順張りのEAはこういう相場に強いですね。
USDJPY 1時間足
為替水準がドル円で105円台に入ってきました。米10年債利回りが低下していることによってドル売りが継続しています。
出所:TradingView
EURUSD 1時間足
こちらも米10年債利回りの低下によるものでしょう。
出所:TradingView
最後に、
来週以降も引き続きボラタイルな相場環境が続くと思われれますが、そろそろ株価(特に米株)は底値近くではないでしょうか?
「人類史を振り返れば、世界全体に影響を及ぼす感染症の大流行は何度も繰り返されてきた。幸いにも人類は今、感染症の猛威に対し史上最強の対応能力を持っている。」
(参考)コロナウィルスの状況
現在の相場の最大のリスク要因となっているコロナウィルスの状況は以下のサイトがよくまとまっているので掲載しておきます。
(日経ベース)
世界全体の感染者数 101165人
中国の感染者数 6593人
日本の感染者数 414人
○世界の状況
○日本の状況
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
○東京都の状況
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