見出し画像

今週の相場振り返り(2020/2/24~28)

こんにちは、tomoです。今週の振り返りです。やられました。

日経平均

先週末の記事で日経平均の下げに要注意の局面かということを書きましたがコロナウイルスは世界に拡散し不安感・恐怖感からショック安となりました。


25日火曜日の朝方に一旦200日線でサポートされるような動きも見せ反転の兆しがあったことからロングポジションを構築したが、200日線もほどなく下回り、200日線が抵抗線になるような状況へ転換した。

来週は20000円の大きな節目の前に、どのような動きを見せるのか要注目である。

なお、日経平均はここ十年のレベルでは底値水準にあると思われる。

騰落レシオ(25日):53.31%(70を割れると一般的に売られすぎとされる)

サイコロ(12日):3勝9敗(3勝9敗で売られすぎとされ、2勝10敗で大底を形成すると言われている)、もし3月2日に値下がりするようであれば2勝10敗となる。


移動平均乖離率(25日)は、-9.5%で月曜日に20900円以下であれば、-10%を下回り、かなりの売られすぎゾーンになる。

ただ、これらの指標も、例えば、リーマンショック時には移動平均乖離率(25日)は-39%、サイコロは1勝11敗まで落ち込んでおり、市場の恐怖感が強まれば要注意ではある。

参考までにリーマン・ショック時の225の動きは以下のリンクとおり。

来月3/13のSQまでは乱高下すると思われるが、戻りの目安は、
本日の安値の20916円と1/17の高値24115円の半値水準=22515円
25日移動平均線23239円。


米国株

ダウは今週歴史的な下げを記録。25日移動平均乖離率もー10%を下回りかなりの売られすぎ水準。

ダウンロードdow

VIX指数は49.48まで上がったものの40.11まで落ちてクローズしている。リーマンを除くと、ほぼ過去のピーク水準までは達したイメージ。

ダウンロード (vix)

Fear & Greed Index も10(Extremely Fear)まで下げている。

キャプチャCNN


米国では足元の米10年債金利が1.156%と、米国フェデラルファンドレート1.5%~1.75%を下回っており、FRBの金利引下げによりこの状況が改善されないと、株式から債券への資金移動が継続し、米国金利は一段と低下し、ドルが売られて、ドル安円高が進行する。
その結果、日本の輸出関連企業も新型コロナウィルス感染拡大による景気後退、円高進行による業績悪化のダブルパンチを食らう可能性があり、今後の日経平均にも大きく影響を与える可能性も残っている。


FX

今週のEA収益は今年積み重ねた収益を溶かす結果。

特にStorm_EA 、Neo Sca Morning は停止することにする。

USDJPYの急激な動きにSLを連発した。

ダウンロードUSDJPY

今回の教訓としては、やはり相場異変時はEAは機能しなくなることが身をもって学んだ。こんろんさんのブログにもあるが、私もVIX高騰時の異変時にはStopすることにしていく。


TradingViewでは、VIXのアラーム設定ができるのでセットした。EAで自動停止するものもあるようであるが。VIXが20以下になるまでEAは一部を除いて停止したい。

キャプチャvictv

来週以降も引き続きボラタイルな相場環境が続くと思われるが、基本は様子を注視しながら、底入れ時には徐々に対応していきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?