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占星術師が使う天文暦


占星術というのは、宇宙にある惑星を使っています。
惑星同士のアスペクト(座相、角度)によって、どんなことが起こり得るのかを予測するわけですが…
予測しようにも天文台が出している「天文暦」というものが必要になります。

現在の春分点は地球の歳差運動のおかげでズレが生じているのですが…西洋占星術はそのズレを修正せずに使用しています。
ズレてても成り立ってるのです。
私が考えるにアスペクトによって補完されているのではないか?と。

今日はズレについて書きたいわけではないので、本題に戻しますと「占星術師が使う天文暦問題」があります。
私が使っているのはこちら。
2016年6月8日発行。

占星天文暦

こちらの書籍はアメリカン・エフェメリスを日本版に作り替えたものです。
こちらの書籍の一番初めを開くと他の天文暦が紹介されています。

  • アメリカン・エフェメリス

  • ラファエルのエフェメリス

  • アストロラーベ・ワールド・エフェメリス

  • ドイツ暦

と書かれています。

様々なホロスコープを作成できる「アストロディーンスト」はスイス天文暦を使用しています。

というように、様々な天文暦があり、どれを採用するかによって若干の違いが出てくるものと推測します。
私もそこまで天文暦を見比べていないので何とも言えません。

毎日ホロスコープを出しているとわかるのですが(毎日、ホロスコープに書き込みをしてInstagramにアップしてます)、私の持っている天文暦(一番上の画像参照)はその日の00:00のチャートに記される惑星の位置が天文暦に載っています。

新月・満月のホロスコープを出力してアップする場合は、天文暦の時間とホロスコープ側が採用している天文暦の違いによって若干の時間の差(だいたい1分から2分以内)が出てきます。

「ホロスコープと書いてる時間が違うやないかーい」
と言われたら困るのでホロスコープの時間に合わせた時間を書くようにしています。

さて、今回Maki先生のnoteに書いてくださっていますが、AstroGoldというアプリで見てみると超次元占星術®ダイアリー6/20木星シルバー風入りとなっていますが、6/21木星朝の8:00頃シルバー風入りとなります。

なぜ、Astro Goldで見たのか?というと、
先に書いたように持っている暦は00:00のチャートで記されているため、正確な位置をみるにはホロスコープを作成してみるしかないのです…が、、!
使っている暦の違いもあって…
まぁ、、使っているツールを信じるしかないのですよね(・・;)

超次元占星術®では惑星のアスペクトを綺麗に拾い上げる手法が使われています。
酒井先生は「ラジオのチューニングなんだ」と講座で仰います。

私も音楽をやっていた&家族で音楽に携わっていることを考えると、チューニング・ピッチを合わせなければ綺麗な1つの音になりません。
吹奏楽をしているとチューナーで必死にピッチ(Hz)を合わせます。

ただ…ダイアリーの製図は先生が取り組まれていてその大変さは理解していますし(関わる人たち何人かでチェックできたら良いですね)、天文暦自体も00:00で制作されていることを考えるとダイアリーもそこまで細かくなくても良いのかもしれません。

ですが、私の信条(魂が経験してきたからこそ)として、伝えるものはなるべく正確な情報を出したいということでこういう小言はこれからも書くと思います。

宇宙規模で考えたらほんの少しの誤差かもしれませんが、自分が見ている天文暦とアプリのホロスコープとダイアリーの狭間で難しい問題だな〜と思いました🍀

2024/06/21 Tomomi



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