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社会人歴25年の私がまず転職先で行うことは?

はじめに

転職先が決まって配属される新しい環境は、事前にはわからないことが多く不安になると思います。
事前にわかることは限られており、いくら心配してもどうしようもありません。

なので、新しい環境にいったらどうするかを決めて置くと少し気が楽になると思います。

私は、社会人経験25年の間に転職を5回、出向と部署異動を2回と合計7回と職場を変えて、都度新しい環境にて飛び込んできました。
その経験から新しい環境での立ち振る舞いのコツを紹介したいと思います。

さて、皆さんは、新しい環境でどのような心構えと行動指針を掲げているでしょうか。

私の心構えは?

当日からすぐに転職や異動できる立ち振る舞いをすることに決めています。

なかなか新しい環境にきて、すぐに立ち去る準備をすることを考える人は少ないかもしれません。

心構えのメリットは?

私は所属した環境を離れる時、大前提として「かならず自分の業務を次の担当者へ引き継ぎを行う」ことは必須と考えています。

その前提において、私の心構えのメリットは、
「自分が習得した技術、知識、自分が担当する業務を次の担当者へ正確に伝えて同じ業務ができる情報をまとめること」を意識しながら行動できることです。

いざ、この場を立ち去るってなってから準備するのと、最初から準備して行動するのは、その環境にいる期間に比例して差が大きくなっていきます。

理由は簡単です。
自分が扱う情報が増えるからです。

次に実際にどのような行動をしているかお伝えしたいと思います。

私の3つの行動指針

私は、3つの行動指針を掲げて行動しています。

行動指針1 会社の管理部門(人事・経理・総務)のキーマンと親しくなる

会社の管理部門の人事、経理、総務の方へ以下のアプローチを行います。

私は、このアプローチを当たり前のように行っています。
理由は、人事、経理、総務の業務が苦手であり、困ったらお世話になることを自覚しているからです。
このアプローチをしていれば、困ったときに優しく助けてもらえる関係を築けていると思います。

アプローチ① 挨拶を行う
 説明の必要はないと思いますが挨拶が一番大切です。
 相手を知り、相手に自分を知ってもらうための最初の行動です。

アプローチ② 自分が得意なことや提供できることを説明する。
 できることがあればお手伝いすることを伝える。
 自分ができることで、最大限相手を助けることを伝えます。
 ギブから始めます。

アプローチ③積極的に人事、経理、総務の依頼事項に対応する。
 この管理部門からの依頼事項は、積極的に対応します。
理由は、依頼事項を遅延すればするほど、完了が遅くなって依頼部署が困ります。
迷惑をかけないことを心掛けるようにしています。

行動指針2 配属部署と関連部署のキーマンをみつける

キーマンの条件
私が定義するキーマンは、以下の3つを兼ね備えている人です。

①物事を教えることが好きである
②周りへ常に情報を発信している
③常に新しいことに貪欲である

キーマン1 教育担当者、なんでも聞ける人

新人であれば教育担当者やエルダーを会社がつけてくれます。
なので、新卒の方はほぼ大丈夫でしょう。

しかし、中途採用の場合は、教育担当者をつけてくれるとは限りません。
そのため自分にとって新しい環境について教えてくれる、気軽に聞ける人を見つける必要があります。
とても重要です。

キーマン2 所属した部署でお手本となる優秀な人

職場で成果を出している人のやり方を真似ることが環境に馴染むのも成長するのも最短です。

ここでの注意は、自己流にカスタマイズして段階的に習得していくことです。

今の自分の場合、真似ようとした人の10分の1ができれば良いとか、まずはこれからできれば良いとか、切り出すなどするといいと思います。

キーマン3 仕事を一緒に関連して行う部署のスペシャリスト

各方面のスペシャリストを知っておくことはいざという時、なんとかしてくて先に進む可能性が高まります。

ただ、スペシャリストはスペシャリストならではの考え方やルールを持っている人が多いです。その方の考え方やルールを理解した上でギブアンドテイクできる関係を作る必要があります。
難易度が高いです。

行動指針3 自分の業務引継ぎの準備を行う

私の引き継ぎの準備として以下の3つを常に行なっています。

①自分の作業を常に公開、共有する
②自分の作業手順書を作る
③自分の引継ぎする候補者を見つける

こちらは別の回で詳しく紹介したいと思います。

人に教わる時の基本的な行動

人に物事を教わるときはまずは自分自身で調べることを忘れないことです。

私の考えるキーマンは常に忙しい人です。
そのため教える側の方へ自分で調べてみてどう困っているかを伝えることで短時間で答えを導き出せます。
事前に調べていない場合、どう困っているかの前提条件を確認する工程が発生します。
教えてもらう、助けてもらう立場において自分でできることは最低限のことを行うことが大切です。

まとめ

1 心構え
 はじめから異動する準備を行う
2 行動指針
 キーマンを見つける
3 人に教わるときの基本的な行動
 自分で調べてから調べてわからなかったことを質問する。

次は?

私の具体的な業務引継ぎの準備について紹介したいと思います。

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