自由は幸せをもたらすのか #214
現代の日本では、一部の家庭を除いて自由恋愛をすることが可能だ。
が、インドでは自由恋愛が認められていない地域も多く、お見合い結婚がまだまだ主流らしい。
「好きな人と恋に落ちて、好きな人と結婚ができること」が当たり前である私にとっては、「日本に生まれて良かった!」と正直に思った。
でも、インドの離婚率は2%以下で、日本の離婚率は30%以上らしい。
これを聞いたとき「自由って本当に幸せなのだろうか」と思わされた。
インドの離婚率が低い理由は、離婚というリスクヘッジがしづらく、相手とどうやって歩み寄っていくかを考えるから。
つまり、選択肢が限られているからこそ、置かれた環境でどうベストを尽くすかを最優先する。
日本では大半の人が物資的に恵まれていて、選択肢も無限にある。
だから、リスクヘッジもしやすいし、あれもこれもとなって最終的にどれも中途半端になって幸福度も下がってしまう現象が起きている。
「選択肢が無数にある」って幸せなように見えるけれど、意外とそうでもないのかもしれない。
まあ結局はどっちが良いとか悪いとかはなくて、自分で正解するしかないんだろうな〜。