人生初の入院&手術の話し!
①今回は、約3年前に私自身が入院し、手術を受けた時の話しをしようと思う。
②ちょうど先日、手術後半年毎のCT検査があったので、noteの話材にと思いついた。
③病名は精巣腫瘍である。睾丸腫瘍とも言うらしい。
要するに、男性器の睾丸部分に腫瘍ができたという事だ。
先生によれば、ガンに準ずるという事で、現在も定期的な検査を余儀なくされている。
最初異変に気付いたのは、シャワーを浴びていた時だ。
自分から見て右の玉が、重いのである。
心なしか、大きい気もする。
手のひらに、のせてみた。
ニワトリの卵より、ひと回り大きい。
次は、鏡に映して見た。
やはり大きい。
これは異常だ。
すぐネットで調べると、出てくる出てくる、
ガンであるとか進行が早いなど。
爆笑問題の田中さんも、同じ症状で手術されているらしい。
そういえば、そんな話あったなぁと思いながら、田中さんは復帰して元気にされているし、自分も大丈夫なはずだ。
そう言い聞かせる事にした。
数日後、病院で検査をし精巣腫瘍と診断され、即、入院と手術の段取りとなった。
精巣ガンと命名していないだけで、ガンみたいなものだと先生に軽く言われた。
先生によると、手術で取り出してみないと正確には分からないが、この腫瘍は大体が悪性との事。
転移していなければ、手術で治ると言われた。
転移しているかどうかの検査結果は、2週間後に分かる。
その間、2週間はドキドキだったが転移は無く、ほっと胸を撫で下ろす。
入院初日に手術となった。
手術前に剃毛するらしいが、実際はどのように行うのだろうか。
そう思っていたら、看護師さんにバリカンを渡され、「自分でやって下さい」と言われた。
しかし、頭皮のような硬い面とは違い、玉は柔らかくて、剃りづらい。
結局うまく出来ず、看護師さんに剃ってもらった。
手術は下半身麻酔の為、意識があり怖かったがオペ室に流れるBGMを聴きながら、先生と会話をしたりして、気を紛らわした。
4〜5人の若い先生方のチームで行なわれ、約1時間で終了した。
手術当日の夜は、麻酔が切れて痛かったり、尿意があっても尿が出ない為、尿道に管を挿したりして一睡も出来なかった。
しかしその後は順調で、手術日含め3日で無事退院した。
人生初の入院&手術だったが、退院後は以前と変わりなく生活している。
ちなみに、摘出した腫瘍はやはり悪性だった。
しかし、もっと重篤なご病気の方に比べたら、大した事ではない。
④玉が1つ無くなったのだから、患部の見た目が変わったのでは?と思われるかもしれないが、そうでもない。
そけい部、つまりVラインにメスを入れ、中から睾丸を取り出したので袋部分は残っている。
元々、形がハッキリしないモノなのでパッと見た目は、よく分からない。
⑤男性の皆さんには、ご自分の睾丸を日頃観察し、大きくなっていたらガンであるとの認識を持っていただけたらと思う。
この体験談が、男性の皆さんやそのご家族の方々に、少しでもお役に立てれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?