裁判員に選らまれた話し
①以前、裁判員裁判の裁判員に選らまれた話し
をしたいと思う。
②一応、守秘義務があるので、家族以外の人には詳しく話してないが、かなり前の事であるし、今回noteの題材にしたい。
③2014年7月の裁判に参加した。
事件や被告人の事は語らないとして、どのような経緯で裁判員になったかぐらいであれば話してもよい範囲であろう。
裁判のあった7月から、さかのぼる事8ヶ月前、2013年の11月に予兆というか伏線があっ
た。
まず、私の自宅に書類が届いた。
裁判所から来たのか、県や国から来たのか覚えてないが内容としては、「裁判員裁判制度とはこんな制度です」
のような、ただのパンフレット的な書類。
多少は、もしかしてと思ったが、自分と同じ年代の家族がいる全世帯に配布されたのかなと思ったぐらいで、さほど気にとめなかった。
そして、年が明けた2014年2月の事、今度は裁判員制度に関するDVDが届いた。
「もし、選らまれたら」みたいなテーマだったと記憶している。
ストーリーは、ある一家のお父さん宛に裁判所から書類やDVDが届いて、困惑する男性を役者さんが演じているものだった。
まさに、今の自分。
この時から、私も選らまれるのかなと思い始めた。
その後、記憶が定かではないが、たしか5月にも書類が届き、6月に裁判所からお呼びが、かかった。
ただし、この段階では、まだ裁判員に選らまれた訳では無いとの事だった。
6月某日になり、裁判所に行くと、私と同じように30名くらいの方が召集されていた。
この中から、裁判員6名、予備員3名を選抜すると説明があった。
そして、口頭説明やら書類記入の後、私は6名の中に選らまれた。
どのような基準で、選らまれたのか気になっていたところ、担当者の方から、コンピュータでランダムに選んでいると説明があったが、本当かどうかは分からない。
そもそもなぜ、書類やDVDが届いたのだろうか?
今も、それは分からないままだ。
④そこそこ優秀な人が選らまれるのでは?と考える方も多いと思うが、全くそのような事はない。
学歴や社会的地位や収入などは、関係ないようだ。
私は、最低ランク校出身であるし、当時自営業で収入も低く、借金もあった。
したがって、それはあり得ない。
⑤7月に裁判が始まり、7日〜8日間ぐらいの日程で参加した。
ところが、3日目の朝に自宅でストレッチ中にギックリ腰になってしまった。
なんとか車を運転して裁判所に着いたものの、歩く事も出来ず、無念の退場となった。
貴重な経験だったので、最後まで全うしたかったという思いでいっぱいだった。
その後、私は静養に専念し、裁判の経過をニュースで確認しながら過ごす事となった。
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