![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48030787/rectangle_large_type_2_16e75337687f45cc678d37a5fddaf1d9.jpg?width=1200)
Fairies~2nd~
些細な喧嘩をして 引き摺ったまま 朝 玄関を出てしまった。
「ごめん。」
の一言さえあれば 違ったかもしれないのに。
捻って 開けるだけのドアが ひどく 重く思えた。
無言のまま 心の荷重が 突き刺さる。
「おかえり!」
『ただいま』も『ごめん』も言えない僕を いつもの君が 迎え入れてくれた。
「ありがとう。」
溢れ出た言葉は 選択肢から 外れていたけど 的だけは突いた。
君でよかった。
To be next Fairies…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?