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バイクの冬装備について

本来、冬は空冷エンジンのバイクには最適の季節なのだ。
勿論、電装系が弱っていないことが前提だが。

ただ、乗り手にとっては冬は最悪だ。
どんなに着こんでも体は芯から冷えていくし、厚い防寒着は操作を鈍らせる。

バイクに乗り出してから様々な防寒着を利用してきた。
昔からのバイク乗りの定番レザージャケット、バイク用品に多いテキスタイル、バイク用品ではないがアウトドア用品等いろいろ。

1.レザー
バイクに乗るものにとっては常識だが、レザーは防寒性はない。
防風性はあるのだが、革が冷えるとそこから熱を奪われて体の芯から寒くなってしまう。
だから、ミドルレイヤをどうするかがレザーを着るときのポイントだと思っている。

2.テキスタイル
バイク用品が多くなるがテキスタイルのジャケットは防寒性、防風性は優秀だ。
ただ、デザイン的にあまりよろしくないものが多い。
ブランドロゴがこれでもかと入っていたり、色使いが好みではないことが多い。

3.アウトドア用品
アウトドア用品は防寒性に優れたものがあるが、高速走行の際にばたついたり、隙間から風が入ってきたりする。
やはりスピードを出す乗り物には向いていない。

いろいろ試行錯誤を重ねた結果、
11〜12月、3月の冬装備と、1〜2月の真冬装備が出来た。

冬装備は以下のとおり。
上半身
アウター:レザーの薄めのジャケット
ミドル:電熱ジャケット
ベース:サーマル
下半身
タイツ+レザーパンツ

真冬装備は以下のとおり
アウター:バイクに乗ることを前提としたN3B or 厚手のレザージャケット
ミドル:電熱ジャケット
ベース:サーマル
下半身
タイツ+薄めのパンツ+オーバーパンツ

どちらの装備の肝は、「電熱ジャケット」。

やはり発熱するものは非常に良い。
バッテリーから直接コードを引っ張ている。
それ前提でバイクの消費電力を計算してLED化したりしているので、電気的にも無理がない。
モコモコになるのも防げる。

値段は張る物だが、寒さに震えることを避けられるのならば、悪くはない。
アウターの自由度も増す。

今は20代前半に着ていた、ベルスタッフのトライアルマスターを手に入れたくてしょうが無い。
あの古くさい、ワックスドコットンのジャケットも、下に電熱を着たら真冬でも大丈夫だろう。

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