粗利は何を指すか?
商売をやる上で損益を見ること、貸借を見ることは大事です。
その中で粗利に対する考え方ですが、
単純に
売上−仕入=粗利
ではありません。
限界利益を粗利と捉えます。
限界利益とは売上から変動費を全て引いたもの。
なので、一般的な損益計算書では見えてきません。
所謂、販管費などに代表される費用と呼ばれるものを、一旦は固定費と変動費に仕分けする。
そこで見えてきた変動費を計算し、売上高から引いた金額が限界利益です。
限界利益を売上高で割り、100を掛けた数字が
限界利益率。
変動費は売れば売るほど増える費用。
固定費は変わらず掛かる費用です。
逆に、完璧な固定費が抽出できると何が分かるかというと、損益分岐点売上高が分かります。
固定費➗限界利益率=損益分岐点売上高
になります。
なので、顧問税理士から毎月もらう比較損益計算書を元に、自前の計算式を組んだエクセルを用意し、単月の限界利益と限界利益率、損益分岐点売上高を出すと、この先の計画がかなり緻密になり、且つ過去の分析が分かる。
さらに弊社では、これらと別にキャッシュフロー計算書を毎日記入させています。
こうして見ると、数字ってめっちゃ楽しいですよ!
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