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久々の切創が教えてくれたこと

朝ごはんはどうする?食パンにするかバケットにするか?と聞かれ、バケットを選択したところ、バケットとギザギザ歯形のナイフと、ビールの景品でもらった小さいまな板を渡された。

何も考えずに残っていたパケットを食べやすいサイズに切り分けて行く。最後のバケットの端っこ不安定ながら押さえながら軽くナイフを引いた瞬間、イデ!っ(驚)やってしまった。

そもそもナイフやカッターや包丁を使う機会が圧倒的に少ない。そのくせ手元に注意も払わず、テレビを見ながら、バケット切ってしまった。また恐ろしく切れるナイフだったため、思いの外深く、左手中指の先端を切創した。血がドバドバ流れ出す感じがして、慌てて指先を口に突っ込み、チュウチュウ吸い始めた。この血の味、一体いつ以来?小学生以来なのかな?と思いながらかみさんが出してくれた絆創膏で指先をぎゅっと締め付けた。みるみる絆創膏はドス赤く?染まっていく。こんな体験久しぶり。

しかし左手の中指を切創しただけでどれだけ生活しにくいことか。色々なものがピッタリと過剰包装されており、その梱包を破くには両指に力を入れて破きたい所だが、中指だけが使えない。5本指のうち、わずか一本である。その一本が不自由なだけでビニール袋をなかなか破けない。これは思ったよりも困ってしまうことに驚いた。年老いて握力が無くなっていくと生活に困るんだろうなぁ、お年寄りが行きにくい世の中になってるんだろうななどと考えずにいられなくなった。これは確かに力の要らない開封が出来るようデザイン変更されていく必要があることを思い知らされた。またパラリンピックが終わったが、障害者の生きる、スポーツすると言うパワーは改めて凄いものだと感じた。

さて、私はコロナワクチン2回目接種後の腕の腫れも意外と重症?で二日目も赤く腫れ上がり熱を持っている。寝転がって本を読むのも肩が痛くて反対側には寝返りが打てない。なんて弱っちい自分なんだと感じる今日この頃である。

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