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ドクター・デスの遺産

タイトル:ドクターデスの遺産
監督:深川栄洋
原作:中山七里「ドクター・デスの遺産
キャスト:綾野剛、北川景子、柄本明、木村佳乃
視聴日:2023-02-08

# あらすじ
映画HPから引用します。
「苦しむことなく殺してさしあげます。」 ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。  
警視庁のNo.1コンビ犬養と高千穂は捜査に乗り出すが、遺族は犯人に感謝し嘘の証言で守る。ドクター・デスは救いの神か猟奇殺人犯か──物語が進むほど、殺人犯が正しいかのような錯覚にハマる。  
130人もの患者を安楽死させた実在の医師をモデルに描かれた禁断のクライム・サスペンス!

# 感想
尊厳死、安楽死をテーマにした内容。映画の内容は弱っている人につけ込むのはこんなにも簡単なのかと驚きもあり、何故現場に直行し逮捕出来たのか、今一つ腑に落ちない印象が拭えないのが正直な感想です。
あまりにもテーマが重く視聴後、軽く鬱症状に見舞われてしまった…(仕事の電話がかかって来たせいもあります笑)

せっかくなので少しばかり尊厳死、安楽死について言及しておきましょう。
以下、ネットから引用です。

尊厳死は、自然死や平穏死といった言葉とほぼ同じ意味であり、積極的に疾患を治すための治療は行いませんが、苦痛を和らげるための充分な緩和ケアを施したうえで、死を迎える状況を表します。尊厳死を迎えるうえでは、「死期が近い」「本人が文書などで尊厳死の希望を表明している」「家族も同意している」といった状況があることが前提となります。

一方の安楽死は、本人の希望により、主治医が薬物を用いて死に至らしめることを意味します。人為的に死を招くことになるので、日本では犯罪とされる点はしっかりと理解していただきたいところです。[公益財団法人日本尊厳死協会](https://songenshi-kyokai.or.jp/)では、安楽死を認めていません。尊厳死がきちん認められたならば、安楽死は必要がないと考えるからです。なお、欧米の一部の国では、死期が差し迫っていなくても、家族の同意がなくても、安楽死は行われます。

結局、この二つの概念の中間状態にあるとき、どう判断するべきかが非常に難しい問題です。本人が希望しても家族が同意していない、現代の医学では不治の状態であり、死が迫っていると診断される程重い病状では無いなどの状態が考えられます。
うむ、保険を見直す際に我が夫婦は病気になった際、どう対応して欲しいか何となく話し合うことが出来ました。敢えてまとめると一日一日精一杯一生懸命に生きることが出来れば、この世に未練は残らないと言うのが小生の持論です。

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