ロリータファッション好きがミニマリストを目指す
精神的に元気がないと、それに比例して部屋が散らかっていく。今の私の部屋がまさにそんな感じ。タンスやハンガーラックに入りきらず溢れる服達を横目に、片付けが苦手な私は「ミニマリスト」などと検索してみる。「本当に好きな服だけが残るから、少なくても幸せ」という一文を見て、私はそのページを閉じた。
好きな服だけで生きていける?
常に好きな服を着られたら幸せなのはよくわかる。自分にとって好きなものを頭に思い浮かべてみる。
Alice and the Pirates(ロリータファッションブランド)のレースやリボンのついたワンピースやジャンパースカート、PINK HOUSEのフリルがたくさんついたワンピース、刺繍の入ったスカジャン、それから着物。これは着ればテンションが上がるといえる大切な服達。でもこれは、現代の世の中において常に着られる服では、きっとない。
私の感覚では、制服ではない仕事に行く、職場の人と会う、家族とBBQをする、親戚の子供と遊ぶ、パートナーの親と食事に行く、そんな時には適さないと思っている。
TPOを無視したり、個性を見せたくない相手に会うときまで好きな服を着るというのは私のセオリーに反する。そうなるとどうしても所謂『普通の服』が必要になってくる。実際私もある程度持っている。ひとまず、ここから数を決めて減らしてみるのが一番現実的かもしれない。
お気に入りの個性派ファッションの断捨離は精神的にも疲弊しそうなので、まずはここから始めてみようかな。
結果的には片付けが楽になればいいので、完全なミニマリストにはなれなくてもいいのだけど、わかりやすい目標として『ミニマリストになる!』を掲げてやってみるつもり。
この「ロリータとミニマリスト」という正反対にも思えることの両立は果たして上手くいくのかな……
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