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妊活の束の間のお休み期間

子宮外妊娠の緊急手術から5週間経過。
術後1ヶ月の大学病院での検診も無事終わって至って平穏な日々。
エコーは通常時よりも腹水が溜まっていたり傷跡?みたいなものが写っていたり?これまでと違う感じはしたけれど、ひとまず大きな問題はなさそうみたい。

手術後は生理2周期分は妊娠を避けてから体外受精再スタートらしいので、思わぬ妊活休暇ができてしまった。
妊活のことを考えなくて良い日々はなんだかんだストレスフリーだし制限事項がなくて予定も組みやすい。お酒とゴルフもOKになったので束の間のリア充な日々を過ごしつつある。
前回の体外受精でアクティブに予定を組みすぎて直前の予定変更で友達に迷惑を掛けたり自分も残念な思いを結構したので、最近はしばらくの妊活お休み期間を思い切り楽しみつつ、妊活モードに入る時期を予想しながら予定を組むようにしている。
2ヶ月後は妊活再開して胚移植からスタートするから来年のお正月は禁酒だなーとか、今年の冬はスノボ行けないかなーとか。
逆にミュージカル鑑賞とかコンサート、美術館巡りとか、ちょっとやりたいけど妊活中にできそうだから、妊活再開してからやろうかなとか。
こうやって妊活のサイクルに慣れて、心身に負担を掛けずに続けられる準備をするのが大事かなと思ったりしている。

ただ、意外と「自然妊娠ができない」と身をもって突きつけられた事実は心にきているみたい。

実際、友人と幅広に会うのは控えていたりする。
同い年の友人や親しい友人には妊活のことや子宮外妊娠を経験したことを安心して打ち明けられて同情してもらったりしているのだが、年下の友人やそこまで仲良くない友人、妊活に悩みのない友人達との女子会にはできれば出向きたくないのだ。少人数の女子会には順番に近況を話して情報交換しないとけない空気感があったりして、こちらの妊活事情を知らない友人の不用意な発言に傷ついたり、友人に素直に自分の妊活事情を話すことができなかったり、〇〇へ行こうよと言われても誘いに乗れなかったりして、同じテンションで楽しめなかったりすることも多く、以前ほど楽しめなくなってしまった。
有難いことに入院中も入院後も沢山飲み会や女子会に誘ってもらっているのだが、そんなことを思うと気が重くていろんな理由を付けて断ってしまっている。
まだ夫がいるとその場の話題を変えたり、事後に私の心のケアをしてくれたりするので安心感があるのだが、1人で女性会に行くのは戦場に行くような心持ちなのだ。

ライフステージが変わって疎遠になってしまう友人というのはこういう人達との関係なのかな、と思うと寂しい気持ちもあるんだけど、今は自分の心を守るために必要な距離感なのかもしれないな。仕方ないな。

低刺激法で採卵して残っている卵は後1つ。胚移植をあと1回したら、今通っているクリニックから転院を考えている。大学病院の先生の丁寧な説明やケアを知って、クリニック選びの重要性を感じた。
妊活が長く続くなら心に負担の掛からない病院が良いなと思ったのだ。
妊活を再開したら、次のクリニックを探そう。

束の間の妊活休暇を満喫しながら次の体外受精に備えるぞー。





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