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がん治療認定医過去問2021年度版再現問題集

- がん治療認定医過去問の再現にあたって -

がん治療認定医を受験される皆様、こんにちは。

2021年度版がん治療認定医過去問の再現を有志で作成しました。
(最終更新日2023/11/03)
※ 解答解説は随時更新させて頂きます。
修正および追加した際には値上げすることもありますので、ご了承下さい。
(2023/11/04 値上げしまた。)

再現出来ていない不明な選択肢もありますが、情報を入手次第随時更新していきます。なるべく正確な問題や解答を再現するために、情報を入手し更新次第その都度値上げさせて頂きます。ご理解頂けましたら幸いです。

収益の一部は国際情勢を鑑みユニセフ(ガザ地区人道支援)および、現地で支援活躍をされている国境なき医師団に寄付させて頂きます。

なお可能な限り忠実に再現するため、不明な箇所は空欄/??にしております。

※ 注意

noteを他人に無断で配布および提供するのは、以下のnoteの総則規約違反および著作権の侵害に相当します。詳しくはnoteの総則規約<9. 禁止事項>をご参照ください。

noteの総則規約 <9. 禁止事項より抜粋>
盗作、剽窃など、他者の著作権等を侵害しているもの
上記のほか、他者の財産権、商標権等の知的財産権、肖像権、名誉・プライバシー等を侵害するもの。
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許可なく無断複製、複写を禁ずる」というのは、「私的利用の範囲を超えたもの」であり、私的使用であれば問題はありません。
複写したものを不特定多数に配布し、SNS、フェイスブック、ホームページ、ブログ等にアップする行為は、著作権の無断複製、複写に該当します。

がん治療認定医過去問2021年度版(問題,解答,解説)

◾️ 正しいものを2つ選べ。
(✖️)染色体の欠失により、癌抑制遺伝子の活性化が起きる。
(✖️)一塩基置換のうち、蛋白質合成の終始はサイレント変異という。
(✖️)コドンの読み枠がずれないものをフレームシフト変異と呼ぶ。
(○)染色体の転座・逆位による融合タンパク質が生じる。
(○)エピゲノム異常は、ゲノムDNAの塩基配列の変化を伴わず、遺伝子発現に影響を与える異常である。

◾️ 誤っているものを1つ選べ。
(✖️)BRCA異常、PARP阻害薬は揃った時に致死性を示す合成致死を起こす。
(○)CDKは血管新生を阻害する。
(○)細胞抵抗性にはアポトーシスを促進するAKT、BCL2などの活性化が関与する。
(○)がん細胞ではテロメアーゼの不活性化が細胞の不死化に関与している。
(○)細胞周期の異常を標的としたHER2が乳癌で使用されている。

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