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選手のコンディションを可視化しパフォーマンス向上につなげるアプリ「ワンタップスポーツ」

東京五輪に出るアスリートの45%以上が使っているアプリがあるって知っていますか?

ユーフォリアの「ワンタップスポーツ」というアプリで、体調、食事、身体機能など、あらゆるデータを可視化・分析することで選手のパフォーマンスの向上や怪我の予防などができるそう。

こんなアプリが選手たちを支えていたなんて知らなかった!

選手のコンディションを可視化しパフォーマンス向上につなげるアプリ「ワンタップスポーツ」

”選手は毎日、体調やけがの状態、食事、練習内容などを入力。データをトレーナーや栄養士らと簡単に共有でき、グラフなど分析しやすい形式で表示できる”とのことで、大きく以下3つのことが期待できるそうです。

①選手のパフォーマンスの向上
②選手の怪我の予防
③データをもとにしたさらなる戦略の立案

自分のパフォーマンスと体調や練習量・内容などの因果関係がわかりやすくデータ化されることにより、技術だけでなくモチベーションの維持・向上にもつながりそうですね。

選手の成長曲線に合わせた指導もできる

成長期の無理な練習は怪我につながりやすいため、成長期の選手に対するトレーニングの指導は難しいようです。

そこで活用できるのが、本人や両親の身長データから成長曲線や将来の予想身長を算出できる機能。

コーチはその成長曲線をもとに「身長がこのくらいまで伸びたから、このトレーニングを追加しよう」などど選手の成長に沿ったトレーニングの提案ができるようになります。

入学時に165センチだったこの選手について、アプリは「成人時に180センチ」と予測した。成長期の無理な筋力強化はケガにつながりやすく、当初はストレッチなど軽めの練習メニューを指示した。この秋、身長が174センチに達し、予測に近づいたため「大丈夫」と判断した。

このアプリはプロだけでなく、成長期の選手を支える部活動でも利用されているようで、その理由が頷けます。

コロナ禍での体調管理にも活用

選手や関係者が入力した体調や行動記録を一元管理できるため、選手のパフォーマンス向上以外の用途でもこのアプリは活用されているようです。

2020年度の全国高校サッカー選手権では大会前後の2週間、選手や関係者が入力した体調や行動記録を一元管理できるユーフォリア社(東京)のシステム「ワンタップスポーツ」を導入。感染者を出さずに大会を乗り切った。

今や「体調管理」というのはアスリートだけでなく、企業で働くサラリーマンも意識する内容ですので、企業で働く社員の体調管理にも応用できるかもしれませんね。

終わりに

日々のコンディションとパフォーマンスとの因果関係を可視化できるアプリ「ワンタップスポーツ」、素敵です。

あまりにも素敵なので、日々の仕事のパフォーマンスにブレがある自分にも応用できるかな?なんて妄想力を働かせてみましたが、企業で働く人にとっては、パフォーマンス(評価軸)が定量的に表せないので、なかなか難しいですね。

その因果関係に関しては、自分でアナログに深掘りしてみたいと思います・・。


それではまた明日。

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