選択的夫婦別姓について思うこと

選択的夫婦別姓に賛成か反対か、という議論がある。
まあ、自分の姓を変えろと言われてる訳ではないし、反対する理由はないよね、というのが正直な感想。

変えなくても良いと言われたら変えなかったか、と言われれば、多分自分は変えたのではないかと思う。その最も大きな理由は、過去の自分がそこまで好きではなかったから、である。
各種手続きが面倒ではあったけれど、ある意味黒歴史でもある過去の自分から、気持ち的に距離を置くことができる、という意味で、名前を変えられて良かったと私は思っている。
もし私が過去からの自分がずっと大好きで、姓は変えても変えなくても良いよ!と言われたら、姓を変えなかったんじゃないかと思う。

実際のところ、選択的夫婦別姓OKになったらみんなが別姓を選択するかと言うと、そうでもないんじゃないかと私は思う。私のように、過去の自分との区切りをつけたくて新しい姓を選択する人もいるし、相手のことが好きで家族としての一体感を得たくて、新しい姓を選択する人もいると思う。

いずれにせよ、今までの姓と新しい姓、どちらを選ぶかくらいは、実際にその姓を使う人に選ばせてあげてもいいんじゃない?と私は思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?