漢帝国 400年の興亡:読了


 
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読もうと思った理由は、
今や世界の二強の一角、中国
その最初の統一王朝、秦に続く、
「漢」
漢字や漢民族といった言葉にもあるように、
その後の中国の礎となった
この王朝の成り立ちを理解したいと
思ったからです。


特に「新」「後漢」の
しっちゃかめっちゃか感の
理解をちょっとでも深めたいと
思ったからです。


自分にとってのポイント

1:
横山光輝好きとしては
外せない
「項羽と劉邦」
「三国志」
の、
項羽と劉邦の
イデオロギーの違い、
そしてその違いからくる
構造的な体力の違いと
そこからくる結果について
わかりやすく述べています。
同様に三国志における
曹操と劉備の違い、
そして
この両者については
イデオロギーの違いの
背景までしっかり描かれていて
読み応えがありました。


2:
宦官と外戚
中国の歴史を読み解く上で
欠かせないファクターの両者、
この両者が
なぜ権力を持つことができるのか?

この両者の弊害を知りながらも
抜本的な対策が近代にいたるまで、
なぜ打てないのか?
考えられる理由、経緯が
本書で述べられており、
勉強になりました。


それでええやん!

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