インドアプレイビジネスの難しさ

ビジネスを始めたのは、まずビジネスがしたかったから、次に自分に出来る/好きな事業内容だったから、そして、ビジネスオポチュニティがあると思ったから、です。商機がないビジネスをやっても意味はないですから。

でも、インドアプレイグランドビジネスは収益を出すのが難しい分野でした。

特にコロナで、ソーシャルディスタンスが取れない、マスクが出来ない子供が、べたべた遊具に触る、という全くお勧め出来ないビジネスとなってしまいましたが、それを抜かして、このビジネスの難しかったポイントをあげます。

1.初期投資費用がものすごくかかる。ビジネスグレードのプレイセットは高価です。小さなセットでも100万、大きいのだと数千万円かかります。子供達が乱暴に扱うので数年で痛みます。同じプレイセットだと飽きられます。飽きられないためにも、数年に一度は一部でもリニューアル、補修をするなどが必要になってきます。

2.家賃が高い。ある程度の広さがないと出来ないビジネスなので、必然的に家賃がかかります。固定費が高いのはビジネスにとって融通が効かず苦しいです。

3.ライバルに無料の公園がある。アイスクリーム屋さんだと、スーパーマーケットで買うことになったとしても、ただで手にいれることはできません。同じお金を出すなら、美味しいのがいいとか可愛いのがいいとか、そういう競争ができますが、インドアプレイグランドは競合他社との争いの他に、全くお金を出さなくても遊べてしまう公園があるのです。

4. 値切り交渉されやすい。遊ぶ空間への価値観はちょっと違うようで、レストランとかだと友達だから食べに来たよ~という時、お金を払わないとかないと思うのですが、インドアだと、ただで遊ばせて、とか半額にしてっていうことがありました。パーティーパッケージも人数が多ければその分追加料金になり、そこが儲けなのですが、10人でも15人でも貸しきりなら同じでしょ、値段は据え置きで、とか言われました。5人兄弟で来た人が4人分でいい?とか。。。ディズニーランドに行って、チケットの値段を交渉したり、大家族だから、どうせオペレーション代金変わらないんだから、一人分ただにしてって言う人はいないと思うんですが、何故かこのビジネスではよくありました。





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