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安物買いの銭失い。。。塗り替え工事編

情報発信が便利になったため、SNSをはじめとして様々な形で情報が発信されています。

それは塗装業者でも同じことです。


情報収集も兼ねて、他社のHPやブログ等を閲覧させていただきます。

とても勉強になる内容の物もあります。

これは、HPを持つ塗装会社であればごくごくあたり前の事。


しかし、ビックリするような内容が平然と投稿されている事があります。


塗装と言いましても、ただ塗るだけではありません。


まず洗浄を行い、下地を調整して下塗り・中塗り・上塗りをするのが一般的な工程です。

下地を調整するとは、ひび割れがあればひび割れを補修し、剥がれがあれば周辺まで削り取り、これ以上剥がれが起きないように処置をします。

そこに使う、下地調整材も品質は甲乙丙と様々。。。

サビが出ている場合は、サビを削り、状態や環境に合うサビ止め塗料を塗れる状態にします。


しかし、屋根材・外壁材などは塗装してはいけない素材があったり、塗装出来ない状態の物もあります。

痛み具合や前回塗装時の塗料によっては下塗り材を切り替えなくはいけない場合など、ケースは様々なんです。


やってはいけない工法で『たぶん大丈夫であろう』的な感覚で投稿がされていることがあります。


知識と情報不足が起こしてしまう、悪意の無い失敗が起こる瞬間です。


これは、塗装経験があるかないか?の問題ではなく、勉強不足が引き起こすのだと僕は思うのです。

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そのような業者ほど、安い工事代金を売りにしていたりします。


予算を削り、安く工事をする事が『お客様の為』になり良心的だと。。。錯覚をしてしまいそうですが、やるべき事をやらずに塗装をすれば、1年後2年後不具合が出てくる可能性は非常に高い。

その時の自分の収入の為に取り合えず綺麗に塗っておけば良いだろうと考える塗装職人は現実多いのです。

そのような塗装工事を行う業者は、メンテナンスなど行いません。

最悪の場合、他の塗装業者が補修工事を行えば意味のない出費に繋がります。


まさに『安物買いの銭失い』になるのではないでしょうか?


塗り替え工事のトラブルは後を絶ちません。

地場に根好き、真っ当な塗装工事を行う塗装業者は必ずいると思いますので、慎重に見積りを依頼する業者を選定して欲しいです。

5年以上前に塗装したご近所のお家を見せてもらえる塗装業者は信頼度アップです。

楽しくワクワクする塗り替え工事をしてくださいね。