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受け入れられるAI

いよいよiphoneにもAIが取り入れられたそうですね!
本格的に AI戦国時代が "始まった" 感がありますが、今のところ機能的には想定の範囲内といったところでしょうか。

さて、Adobeを筆頭にクリエイト分野でのAIの評判はすこぶる悪いですが、そのなかでVOKALOIDの「初音ミク」だけはその呪いを受けていない希有な潜在だと思います(厳密にはAIではないのですが近似値ということで)。

このミクとsiriやその他のAIと決定的に違うところは、その初期からターゲットに即した魅力的なキャラクターが確立されていたところではないでしょうか。

私もこの曲が大好きで、ituneで購入しました!

聞いてみればどうにも機械っぽいボイスを "歌声" としてうまく昇華させたキャラ構成とパッケージングは見事のひとことです。

さて、今後あらゆるデバイスに搭載されるであろうAIですが、一般大衆に受け入れられるためにはこのキャラ立ちが肝要かと思うのです。そうです「擬人化」です。

風神雷神などの古典芸術作品や神話なども自然現象や超常現象をわかりやすく説明するための擬人化である側面もあるのかと思いますが、21世紀はAIという(一般人から見たら)超常現象をうまく擬人化できたものが勝利するのではないかと(暴論)!

人工知能と名乗るだけのことはあるのですから、いわゆる詐欺サイトやメールからユーザーをガードしたり、ますます複雑になるデバイスを使う際の補助など、その知能から恩恵を受ける層は実は広いと思うのです。

現状のAIはまだその域には達していないと思われますが、その実現は遠からずなのではないかと思うのです。

いざその時がきても、初っぱなから「なんか気持ち悪い」で拒否されてしまっては元も子もなので、一般人から受け入れられやすいAIのキャラ化とパッケージングを是非ともこの「初音ミク」から各位学んでいただきたいと。切に!


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