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2024年4月7日 愚痴すぎる!!!!!!ギャーーーーーー

・DECO*27と谷川俊太郎の対談が好き勝手言われてるのを見て「意味わかんね〜〜」ってモヤモヤしてるけど、自分の考えをうまく言葉にするのも現状むずかしいから、ひたすら悶々としているって感じのデクだ!!

・最近は僕の苦手な風潮とかもなくなってきたかな?  と思って、なんだかんだXを見る機会が多かったんだけど、やっぱりちゃんと、見ないようにしよう……と思った!!









・自分は最近の「誰かをいい気持ちにさせる人は偉い/格好いい」みたいなことを大声で言う風潮が、かなり苦手なんだと思う。「本人の目的はそこにない」というのがあきらかだから。

・柔和な雰囲気の芸人を持て囃す流れも嫌いで、いや、人を笑わせているひとはたしかに格好いいのだけれど、「それを言っちゃうんだ」という感覚がある。芸人たちはあきらかに「観客を笑わせる」という目的のうえで漫才を演じているのだから、それを「偉い」とか「格好いい」といった文脈で評価するのは、こう、少なくとも正面からする言及ではなくない?  と思ってしまうのだ。ある種、古くさい考えなのかもしれないけれど。

・違和感があるのは、こうした評価の仕方が、「する」ことじゃなく「できる」ことへの言及だからなんじゃないかと思う。よく「人を笑わせられるひとは格好いい」という言い方がされるけれど、それも「できる」ことへの評価だ。本人たちが「いま、した」ことへの評価ではない。

・こうしたすれ違いに、文脈の乖離を感じるのだと思う。

・この辺で僕は、ホリエモンが「野菜食べて偉い」と言われてブチギレた件を思い出す。あれも、「できる」ことへの評価と「する」ことへの評価がすれ違っている例として解釈できるんじゃないか。

・「野菜食べて偉い」という言葉は、あきらかに「野菜をちゃんと食べられるような人間で(そういう習慣があって)偉い」という示唆を含んでいる。ほかの意味で「野菜食べて偉い」が言われるケースもあると思うが、おそらくあの文脈では違う。一方、「野菜は美味しいから食べる」という返答は、「野菜は『美味しく味わう』という、その都度果たされる目的のために食べる」ことを示唆している。「目的の違い」のほかにも、「永続性と一回性」の違いが訂正されているのだ。

・本人の一回の行動をして永続性の話を振ることの何が問題なのかと言えば、「永続性の話はいつでもできてしまう」ということだと思う。たとえば、「Aさんは東大に合格できるほどの学力を持つ」という話は永続性の話題なのだが、これは、いつでも言えるのだ。過去は消えないから。ただそれをいいことに、Aさんが数学の問題を素早く解いたとき「さすが、東大に合格できるほどの学力を持つAさんですね」と言うことは、必ずしも芯を食ったことじゃないと思う。

・永続性の話というよりは、「属性」の話と言い替えてもいい。「いま起こされた行動」と「属性」の間には、じつはほとんど関係がない。だから、誰かが何かを「した」ときに「属性」の話を振るのは、基本的には失礼な行為だよなぁと僕は思う。そのエピソードや特性を覚えていれば、極論、相手の行動を一切見ていなくても喋れてしまうからだ。

・Aさんが数学の問題を解いたときに「さすが、東大に合格できるほどの学力を持つAさんですね」と言うのは、一見適切な話題を振ったように見えるのだけれど、じつはAさんにとっては全然違う、という場合がある。目の前の「数学の問題を解く」という行為は、あきらかにAさんの意思や目的意識によって起こされたものであり、Aさんがそれを「できる」こととは、ある意味ではまったく関係がないからだ。

・完全になんでもできる超人がいたとしても、そのひとが「する」ことを選ばなければ、どんな行為も彼によってなされることはない。この意味で、「する」という瞬間的な事象は、やはり多くの場合、無視してはいけないように感じる。

・本人の意思を無視して「属性」だけでものを語るのは、たしかに楽なのだが、そのせいで単に「話を聞いていない人」として見られることは、一般に想像されているよりもずっと頻繁に起こりうると思う。「野菜食べて偉い」に関しても、ホリエモンは「自分の『野菜を食べたい』という目的性を無視された」ことも込みで怒っているように見える。

・一つ一つの言動や作品といった個物に対して「属性」での言及をしてしまうのは、なんら相手に寄り添った表現ではなく、「感想」というよりは「評価」に寄った発言である。「感想」のていで「評価」をして関係ない話にまで接続し、それを「偉い」みたいな相手を持ち上げる言い方で無毒化してしまう最近のインターネットの風潮は、なんというか、かなり適当だと思う。が、そうした表現を「誠実」として正当化するムーブメントが、いまのインターネットではむしろ優勢であるように感じられる。

・ほかに具体例を挙げていくと角が立つから控える!!!!!!  ただ、相手のしている話を聞かずに勝手に別の評価を与えて話を終わらせるのは、個人的にめちゃくちゃ「舐め」だと思う。そうした受容の仕方が必ずしも悪だとまでは言えないけれど、「批評」とすら銘打たれていない「消費」の暴力性については、ある程度自覚的にならないといけないんじゃないかと思います。

・少なくとも谷川俊太郎の態度をして「この人は教養があって偉い」なんて褒め方が優先されるのは、ゲームのルールがあまりにも単純すぎる。一回一回の意思性に着目せず「属性」ですべてを片付けてしまうのは、やっぱり適当なやり方だし、人間や創作物を軽視している立場なんじゃないか、というのが個人的な考えだ。楽な方法であるぶん「全くやらない」ってことはたぶん誰にもできないけれど、そのぶん、なるべく落ち着いて、何かに言及するときは、そのときの自分の感覚を信頼するよう気をつけるのがいいんじゃないか……と思った!




・ということで(全然関係ないけど)、以前そういうことを考えながら書いた小説をアップしました。振り返りは今度書く!  と思う。ざっくばらんに言えばロリコンの話です。

・noteに投稿しておいてなんだけど、こっちだと読みづらいと思う。余裕のあるときに個人サイトでpdf版を配布しようと思うから、気ままに読んでください。

・これから4月中毎日小説をアップしようと思うんだけど、ちょっと個人的にあまり余裕のない時期になってしまったため、更新が止まったり、遅れたり、「アップするだけ」になったり、色々と出来の悪いところが続くかもしれません。が、なるべくがんばる!!  

・上記のようなことを書いたためいまめちゃくちゃ送りづらいと思うんですが、感想や応援のメッセージ、お待ちしています!!!!  みんな、言いたいこと言ってばっかで、いつもごめん!!!!!!!やります!!!

・あとお題も募集してる!!よかったらよろしくお願いします……!!!!!



・あとゲーム実況も始めた!  できればこれから毎日投稿。できなかったらポツポツ投稿か失踪。

・これはあんまり力入れてるわけでもないし、趣味が一つ増えたって程度の感じだね。でももちろん見てくれたらよろこぶね!  よろしくね〜〜。


いろいろ募集中!!!!!!

なんでも、来たらだいたい喜ぶ!!!


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