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Semester 3 Week 9「マレーシア英語についてのちょっとした気づき」

マレーシアの人たちは日本人のようにどこかの英語圏の発音を真似しているわけではなく、マレーシア英語として話しています。

その特徴が顕著に現れているのは使っている単語と発音です。基本的には宗主国のイギリス英語がベースですが、時々マレーシア独自の個性が垣間見えます。

例えば、できるできないの "can"

イギリスや北欧の方は「カ-ン」と発音するので、統治されていたマレーシアも同様だと思っていたのですが、実際はアメリカっぽい「キャン」と発音されます。

また、かなりと言うときもprettyはあまり使われず、veryが一般的です。

さらに、これはofficeなどで言語選択するときにわかるのですが、英語の項目は1つではなく、代表的な英語圏に限らず、インドや南アフリカ、マレーシア等の準公用語圏?のものも選択できます。

訛りにおいても、英語圏のイントネーションに近づくように矯正している人は少ない印象を受けます。

マレー系の人は、ローマ字読みに近いマレー語の音で発音しているため、比較的聞き取りやすいです。中華系の人はかなり訛っていて、ほぼ中国語です:D シングリッシュと似ています。インド系の人はこもっていて正直聞き取りづらいです。おそらく他の話者と比べて舌の位置がかなり特殊なのだと思います。

ただ、共通しているのは第二言語として話されているからか、それとも南国だからなのかはわかりませんが、ゆっくり話してくれるということです。

ローカルのお店でたむろしているおじさんたちがぺちゃくちゃ喋っていたり、寮の人の中華語を聞いている限りは、やはり公用語といえど、母国語と英語に多少の差はあるようです。

こう考えると、スピーキング力を高めることを第一目標にしている人にとっては、ノンネイティブスピーカーが多い国で英語を勉強するほうが、リスニングに労力を割く時間が短くなるので早くレベルアップできるかもしれませんね。


それでは

ばいちゃ(๑˃ᴗ˂)

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