デザインを学ぶ1年生全員に振り返りや作品集のメディアとしてnoteを登録してもらった

2018年4月、今年も教養学部芸術学科デザイン学課程でデザインを学ぶ学生が入学してきた。ピッカピカの1年生、42名だ。

ぼくは兼ねてから、学生が大学4年間の授業の成果や学びや振り返りのログを残しておくメディアの必要性を感じていた。

一般的にはデザインを学んだ学生はポートフォリオと呼ばれる作品集を就職活動の開始と同時に作るのだけど、はっきり言って表面的なものしか伝わらない。制作過程において、どのような葛藤や疑問を持ったのか、どのように成長したのか、それがログとして残されたポートフォリオサイトの必要性を感じていた。

そして、ポートフォリオは自分をアピールするためのメディアではなくて、振り返りのためのメディアとしても機能すると思っている(そういうコンセプトの授業を来年開講する)
「創る」という経験は言語化して振り返りことで学びが深まるのだけど、よく使われる授業レポートだと大学が回収してしまうし、みんなで共有しにくい。ツイッターは断片的だし、笑いに走ってしまう。日常的にアップデートできて、誰かに見られるかもしれない、という緊張感の中で振り返るメディアが欲しかった。

いままではwordpress.comやmediumを推奨していたのだけど、noteが元気になってきたので、noteを開設してもらうことにした。

ハッシュタグは #tokaidesign でご覧いただける。まだまだ、Hello worldレベルの状態だけども、4年後を楽しみにしている。


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