ちゃんと下世話です

昨今話題になっている有名人の不祥事やら不倫騒動やらは、ネットのニュースでチェックしてます。
下世話です。下世話ですが、下衆にはならないよう気をつけています。
具体的な感想や批判はSNSで書いていません。
ああだこうだと自分の中で思うところはあっても、それをSNSに書くつもりはありません。
そんなもん、ヘイトスピーチと一緒だと思っているから。
思想の自由は存分に活用させてもらってるけど、そういう下世話なことは友人同士のトークで開陳するくらいがちょうどいいと思ってるのです。

昼飯を食べたあと、コーヒースタンドで一服してました。
向かいの席に、同い年くらいのオッサンが座ってまして。
3人がけ横座りの列の末席に、そのオッサンは座っていて。
自分の右隣、つまり中央の席に自分の帽子を置いてコーヒー飲んでたんです。
連れはいないけれど、その帽子のせいで隣に座っている人はおらず。
店内、ほぼ満席です。
その帽子がなければ、他の人が座れたでしょう。
でも、そのオッサンは帽子をどけようとはしない。
そこまでして隣席を開けておきたい理由は何？
あとで連れが来るのかな？
それにしては、20分以上1人で座ってるよね、あなた。

こういうことが気になって仕方ない。
我ながら了見が狭い。
ついついイライラしてしまう。他人事なのに。
プライベート スペースが僕自身の感覚とは違っていて、すぐ隣に誰かが座るとパニックになってしまうのかも。
そんなふうに「自分が思い至らない相手の事情」みたいなことを想像して上書きして、自分のイライラを緩和させたりしてました。

夕方、散歩をしてます。
交通量の多い通りを歩いています。
そこそこ広い通りで、歩行者専用の通路が整備されていて、事故に遭いづらいと思っています。
夕方はさらに交通量が増える時間帯。ちょっとした渋滞まで起きています。
そういう通りを、横断歩道のないところを平然と渡っていく歩行者を見ると、これまたイライラします。
あんた、死にたいのか？
いくら夏場でも、昼間よりは暗くなってるよ。
ドライバーだって早く帰りたいだろうし、渋滞でイラついているだろうし、いろんな意味で視界が狭まって、判断力も弱まっているよ。
あなたから車は見えていても、ドライバーがあなたを補足しているとは限らないよ。
ほんの10mくらい先に信号機付きの横断歩道があるよ。
自分の命を対価にしてまで、交通量の多い車道の横断歩道じゃないところを横断することに意味や価値はあるのかな。
そんなことをいちいち想像しては、他人事なのにモヤモヤを抱えたりしているのです。

でも、そんなイライラやモヤモヤをいちいち誰かにぶつけたりしようとは思いません。
そういうことは下世話な考えだし、身勝手な正義感でもあると思っているから。
俺は正義を果たしているのに、なんでお前は俺の正義に付き合わないんだ！？
それはちょっとカッコ悪いことだよね。だから言わない。
いちいちSNSで吐き出そうとも思わない。
下衆にはなりたくないのよ。カッコつけたい人だからさ。

ま、結局はこうしてnoteに吐き出しているわけだから、やっぱり下衆なのかもね。
できるだけ抽象的に書いたつもりだし、カッコ悪いことしているという自覚もあるし、Twitterよりも格段にフォロワーが少ないnoteで書くことなので、どうぞご勘弁を。