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网红店に行ってみたけど2時間待ちはさすがにやってない

中国には网红店という言葉があります。
簡単に言えば「人気のあるお店」ですが、「网红」という言葉にはインフルエンサー的な意味合いもあり、ネット上で話題となっている、人気があるものを指す時に使われます。

中国では買い物も基本ネットだし、スマホが無ければ生活できないほどの超インターネット社会です。

財布ももたないですし、スマホ一台あればなんでも解決するので確かに便利ではあります。

その反面ネットの評価というものが超超超重要になってきます。

日本ではステマはいい印象を持たないことが多いですが、中国ではステマ無しでは商品が売れません。

いいコメントもいい評価もお金で買う時代です。

そんな中国ではレストランを探す時もその店舗の点数やコメントが大事になってきます。

基本は食べログと同じように5段階評価で、4.5を超えるものは非常に評価が高いとされており、网红店とされるお店に関してはネットに多くの写真や動画が投稿され、アプリを開けばおススメにたくさん出てきます。

たまに評価がそこまで高くなく、网红店となっているお店もありますが、そういうところは実際に食べてみるとマジでおいしいパターンがあるので行ってみるのもありです。


今回友人に連れられて行ってきたのが「西塔老太太泥炉烤肉」という韓国風の焼肉屋さん。

約束の時間についてもみんな遅刻するという安定の時間のルーズさに慣れてしまってきている自分もいます。

まぁ遅刻するもんはしょうがないでので、先に番号をゲット。
しかし、そこに書かれていたのは驚異の55席待ち…!

待ち時間も30分以上と書かれていましたが、30分以上は全て30分以上待ちと表示されるようで実際どれくらい待つかはわからない状況。

こんな待つなら普通に別の店行く方がマシでは?とは思いつつ、他のやつらが来るまではゼルダをしながら待つことにしました。

実際他のお店を見てみてもそんなべらぼうに人が並んでいるなんてことはなく、すぐにでも入れそうなお店がちらほら。

俺だけだったら絶対違うお店言ってるなーと思いつつ、友人と合流。


人多すぎ

このお店うまいから待とうぜってことになり、待ち時間はみんなでマリカーをしてました。

さすがにあの小さな画面でマリカーは画面が小さすぎるのでやるもんじゃありませんな。

聞くところによるとこのお店はもともと韓国街のお店だったらしく、人気がありすぎてチェーン展開したところ大当たり。

現在ではあちこちに店舗展開して繁盛してるとのこと。

個人的にはもうお腹がすいていたのでマクドナルドでもよかったです。

だいたい2時間くらい待ったところでようやく席に案内されました。

友人の一人いわく、55席待ちはまだいい方で、ヤバい時には150席待ちになるそう。

昼飯じゃなくて夕飯になるやん…笑

単純に3倍で考えても6時間待ちなんですが(笑)

でもそれだけ待つ人がいるわけですから、中国人は待つのが好きなのかそれだけ美味しいのか…。

お通しとサンチュは食べ放題だったので、サンチュめちゃくちゃ頼みました(笑)

お肉はなんと店員さんが焼いてくれて、焼肉屋さんなのに食べる専門でいいというなんともサービスの良いお店。

逆に忙しそうだったので自分たちで焼きますよ、と言うと感謝されるという。

中には全く自分たちで焼こうとしないテーブルもあったので、焼いてもらえるというのもこのお店が人気のある理由なんだと思いました。


お肉

味は普通にうまく、さすが2時間待ちの网红店や、と感心しました。

店員さんも肉の部位ごとにどうやって食べたらいいかおススメの食べ方を教えてくれたりと、非常に満足感たっぷりのお店でした。

味やサービス面で見たら非常にいいお店だなと思います。

食べ終わってお店から出るころにはさすがに誰も並んでませんでした(笑)

今回はゼルダもあったし2時間待てましたが、自分主体やデートだったら絶対並べないなーと思いました。

待ってる間にめちゃくちゃ腹減るし、待ってる時間めっちゃ暇だし(笑)

めちゃくちゃ美味しくて、サービスが良かったとしても気軽に入れるお店がいいなーと思いました。

ただ、全然待てるよ!って方にはおすすめです。
待つのが問題ない方はぜひ行ってみてください。

おわり

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