女性の距離感

パーソナルスペースが広すぎて、そこそこ不自由です。

トミーです。

何でか分からないけど、昔から男女問わず、物理的距離が近すぎると後退りをしてしまいます。
親密でなければ、片腕伸ばした程度がちょうどいいって接客で習ったけど、まさにその通り。

ちなみに接客をしていたころ、女性相手だからか妙に触られることがありました。
特にご婦人。
『あら、あなたの服素敵ね!』と、褒めてくれる流れで、普通に腕などに触れてきます。
悪気ないのはわかる。

が、しかし寒気がする。

生理的に無理で、本音としては全力で振り払いたい。しかし、お客様だしそうもいかない。
そのため、よく低めのショーケースを挟んで、対面で接客をしていました。
ショーケースで隔てる距離がちょうどいい。
そして、それも接客で習ったやりかたです。
お客様の安心感のためにと習ったのに、自分の安心感のために使うという、、、。
ATフィールドがあれのそれ。

まぁ、それでも詰め寄る方はいるが

女性は本能的に、人と密着したがる性質があると言います。
旧石器時代あたりで男性が狩りをしていたとき。
女性は狭い住まいで火を絶やさないよう、みんなで集まっていたとか。
寄り添って料理をしたり。
だから、女性には本能的に人と密着したがるDNAが組み込まれており、密着すると安心感を得られるそうです。何かで聞いたような気がします。間違ってたらスミマセン。

私、前世は狩りをしてたのかな。

槍をぶん投げて動物を仕留めていたのなら、パーソナルスペースが広すぎることも理解出来ます。ギャートルズの肉食べたい。

そして、まぁまぁリアリティーある原因として

母親のパーソナルスペース極狭問題

この世で一番苦手な人間である母親。
私を一心同体と思っているため、距離が近いのです。精神的にも物理的にも。
会話をするとき、何故か私の顔や耳元に近づき、内緒話のようなことをよくされました。
会話の内容は、全く内緒話ではありません。
普通に喋ればいい内容。一定の距離で。
そこで、嫌悪感ありすぎて、本能的に無意識に振り払うこともありました。

あ、まずい。

と、瞬間的に思うのですが、後の祭り。

ヒステリックになる母親

そのたびに、やってしまったと後悔するのです。面倒くさいって意味で。
でも、咄嗟に行動してしまうほど、本能的って凄いですよね。遺伝子をわけあう母親なのに。
そりゃ、他人にも距離を求めて当然かもしれません。

若いときは、よく『構えてる』『隙がない』と、言われていたのですが、このパーソナルスペース激広問題が原因だったのでしょう。
まぁ、それで損したことは、あまり無いんだけど。強いて言うなら、、、

モテないくらいでしょうか。

モテに全力投球する価値観じゃなくて、本当に良かったです。まぁ、モテに全力投球する価値観ならば、パーソナルスペース皆無でしょうが。そこそこ価値観と性質は、比例しているのかもしれません。

長々書きましたが、距離感って大事。
それは、物理的だけではなく精神的にも。
物理的距離が一定なほど、精神的距離が安定するのでは？と、最近思うのです。


人間関係の物理的距離感。
とてつもなく近くても、良いとは思います。
友達ならば、まるで親戚や姉妹のように。

何の意味もないLINEを毎日するとか

頻繁に呼び出すとか

何でも愚痴や悩みを開けっ広げに話すとか

時にクソ性格悪い部分を垂れ流すとか

何も問題はないし、開放的になれるって素敵です。

ただ一つ言うなら、、、

対等な関係じゃないなら破滅する。

一方はズケズケモノを言い『いつもの感じ』を出し、無意識に相手を見下し、無意識に家来扱いをする。ようは、丸々と甘える。

一方はチリ積もで、ズケズケに嫌悪感。傷ついた心や違和感がチマチマ溜まる。でも、助言したり叱るほどでもないと思ってしまう。
ようは、丸々我慢。

そして、お互いが麻痺る。

最終的には

『何を言ってもやっても許される』
『どうせ言っても分かってくれない』

お互い思い込みが膨らみ上がって、上手くいかず解散が必要となります。

何もかも距離が近いことが原因。

これは、経験上の話です。
『親友だから大事にしたい』という気持ちと
『でも、自分を大事にしたい』が、散々戦った末に『どうせ言っても分かってくれない』派閥の私は、自ら距離をとる選択をしました。

母親と親友に見る共通点として。
私は心身密着されやすく、甘えられやすく、
独占されやすく、支配下に置かれやすい。

ようはオモチャにされやすい。

そして

高いプライドから雑に扱われやすい。

全ては、自分が明確にＮＯと言えないことが原因なんですが。
母親とも親友とも、今は全く連絡をしていません。消息不明。
だからか、、、

めちゃくちゃ心が楽。

物理的に離れることは、精神的に安定するんだと付きました。
物理的距離が近すぎて、自分を見失うことは辛い。0か100になりがちなので、丁度いい感じを意識したいです。

まぁ、旦那には死国の栗山千明ばりに、毎日抱きついてますが。

最近、振り払われまくってます。

旦那に対してだけ、母親と同じDNAが暴れまくっているのかもしれません。

毎度めげねぇけどな。

旦那のプライバシーを一切干渉せず、足枷になりたくない意識が強い私。
意味不明なくらい物理的距離を詰めるのです。
なんなら、頭だけ脇腹に入りたいくらい。
君の膵臓は食べたくないが、君の膵臓付近にいたい。的な。

何の話だっけ?

とにもかくにも、適度な距離感って大事ですよね。
今日もありがとうございました!