時間切れ対策(現場編)

今回は時間ぎれ対策、特に現場での判断について書いていきます。

時間切れの答案を添削するときには毎回

「時間が足りないことにどのタイミングで気づいた?」

と聞くのですが、多くは

「最後の設問を書き出すタイミングです」という返事が返ってきます。

自分はそれでは遅いと思っています。

司法試験の答案では最後までバランスよく書ききることが原則であると思っているので、残り時間の把握はこまめにする必要があります。

仮に設問1が書き終わった段階で5分押しているのであれば普通に書いていたら5分押すことは確定です。

そうであれば、設問2か3で5分巻く必要があるので、どこで5分巻くかを判断しなけれいけません。

当たり前のことなのですが、答案を書いているときは興奮しているので、設問や小問ごとの残り時間を確認することを忘れてしまいます。

そのため、最後の最後で「足りない」となっていまいます。

これを避けるためには、各設問に割く時間を把握し、こまめに残り時間を把握することが重要です。

これに加えて重要なことは、時間が足りなくなったときに何を優先するかを先に決めておくことです。

問題プロパーのところは決めておくことはできないのですが、規範と理由であれば、理由を削るなど事前に決めておけることもあります。

このような自分流の緊急避難措置を準備しておけば現場で焦ることは減ります。

ということで時間切れ対策について書いてきました。

なにかの参考になれば幸いです。

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