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WOWPASSのアプリ設定方法~はじめての発行、招待コード入力、登録・チャージまで~受取は日本で・空港で・現地機器で

韓国旅行の決済手段として定着している韓国発のプリペイド式クレジットカード。そのなかで特に注目を集めているのがWOWPASS(ワウパス)です。ほかにもNAMANE(ナマネ)、EZLカードがありますが、外貨(円)から直接チャージできるという点ではWOWPASSが最も人気があります。

韓国では韓国発行のカードが最も便利!

韓国では韓国で発行されている銀行系クレジットカードが最も使いやすいのが実情です。日本で発行されている国際系カード(JCB、VISAなど)では、小規模スーパーやコンビニ等で使えないようなことが稀にあります。※カードによっても異なります。

カードが使えない時は現金で支払えばよいという考えもあるので、絶対にプリペイド式カードが必要かといえばそうではありませんが、韓国でほぼ確実に使えるカードを1枚持っておくというのは大きな安心感が得られると思います。(※日本のクレジットカードも1枚は持っておきましょう。)

【WOWPASS設定の手順①】発行にはアプリダウンロードから

WOWPASSは「SAMSUNGカードのプリペイド式カード」として使えるもので、入金にあたっては専用の機器でチャージする必要があるのですが、まずはアプリをダウンロードすることからスタートです。

WOWPASSにはAndorid、iPhoneのアプリがあります。まずはこれをダウンロードすることから始めましょう
Android
iTunes

【WOWPASS設定の手順②】ダウンロード後、アプリ設定

アプリをダウンロードしたあとはWOWPASSのアプリを設定します。最初の段階では、①メールアドレス、パスワード、使用する通貨を入力、②規約等に同意、ここでアプリが開き、その後に③招待コードを入力(外貨チャージ時0.5%キャッシュバック)、任意で④空港セットを申し込む、という流れとなります。

WOWPASSの招待コード(外貨チャージ時、0.5%CB有り)

招待コード:SEL25TOM

■WOWPASSの受け取り

■WOWPASSを日本で受け取る方法も

心配な方はWOWPASSを日本で事前に購入しておく、という方法もあります。Amazonにて購入することができます(800円)。通常価格では5000ウォンなので少々割高になるといえるため、安心感が重要な方は日本で購入してもよいでしょう。

■WOWPASSを空港で受け取れる空港セット

空港セットを事前に申し込んでおくと、WOWPASSのカードを仁川空港・金浦空港・金海空港(釜山)・釜山港にて受け取ることができます。空港セットはSIMカードとWOWPASSの発行がセットになっているカードです。通常のWOWPASS発行手数料は5000ウォンですが、4000ウォンで購入できます(その代わりSIMカードを申し込む必要あり ※SIMカードが不要な方は購入しなくてもよいでしょう。

■通常の場合のWOWPASS発行方法

通常の場合はWOWPASSの機器を通じて発行します。韓国にあるWOWPASSの機器を訪れて、日本語を選択、WOWPASSの新規発行を選びます。

次にチャージする通貨を選択(通常は日本円)、パスポートをスキャンしたあと、外貨(日本円)を挿入します。カード発行されたあとは、カードを機器に差し込んで有効化し、WOWPASSアプリに登録する、といった流れです。

【WOWPASS設定の手順③:発行後アプリにカード登録】

カードを発行したあとはアプリにカードを登録します。スマートフォンのカメラを使ってカードの裏面のバーコードを読み取るか、もしくはカード番号を手入力するという方法があります。

【WOWPASS設定の手順④:チャージ・残高の確認】

WOWPASSの設定方法をお伝えする上で、最後にチャージ残高の確認です。チャージされた残高はアプリを開いた状態のときに表示されています。

通常は韓国の現地に設置された機器を通じてチャージを行うのがレートがよいため、基本的には韓国に到着したあとにチャージすることをおすすめします。その際、機器はソウル・釜山などの各所に設置されています。WOWPASS 機器設置場所

どうしても機器を利用できない環境だったり、初めの段階で少しチャージをしておこう、という時にはクレジットカードによるチャージをします。チャージにあたっての手数料が定価6%(キャンペーンで4%など安くなります)かかります。

クレジットカードでのチャージには手数料がかかるため、それならば日本のクレカを使えばよいのでは、と思う方もいると思いますが、機能としてそういったチャージ方法もある、ということで、覚えておくとよいでしょう。

■Tmoneyの残高の確認

T-moneyの残高を確認する場合は、アプリ画面中央の【Tmoney】を押して、交通カードをスマートフォンにあてて、残りの残高を確認します。WOWPASSとTmoneyは別勘定になっているので、Tmoneyのチャージの際には、WOWPASSの機器ではできず、コンビニや駅の券売機を立ち寄ってチャージすることになります。

※WOWPASSとTmoneyの違いについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

【WOWPASS設定の手順④:送金・割り勘機能】

WOWPASSでは2024年6月に「割り勘機能(送金機能)」がつきました。韓国では誰か一人が会計をするという文化があります。一緒に食事などをするときには個別会計をすることはほぼありません。複数人で行く旅行では誰かがまとめて会計を支払うことになります。

これまでは割り勘ができず、現金を移動させたり、日本円で友達通しでやり取りをしていたかもしれませんが、この機能によって割り勘などがWOWPASSでできるようになりました。

WOWPASSのアプリで残高部分をタップすると、チャージ・送金・管理というボタンが表示されるので、【送金】を選び、【送る】【もらう】を押して送金機能ではLINEの友達登録のように、お金を受け取る側がQRコードを画面に映し出し、お金を送る側がカメラを出して、という形でやりとりするようになっています。

【WOWPASS設定の手順⑤:クーポンは設定いらずの自動適用】

WOWPASSは発行手数料がかかりますが、初期の発行手数料くらいはキャッシュバック機能や、クーポンを通してのキャッシュバックにより、早い段階で回収できてしまいます。購入した時点で自動適用され、キャッシュバックされます。

例えばクーポンによる特典としてはスターバックスで10%還元、CU(コンビニ)で20%還元などがあります。いずれも1回限りの適用で、10000ウォンを使用すると最大限の効果が得られるので、1回目の使用の際は必ず頭に入れておきましょう。

キャッシュバックのために無理して使うのは本末転倒ですが、スターバックスやCUは多くの人が利用する場所なので、このようにして発行手数料をうまく回収するとよいでしょう。

韓国ではWOWPASSをはじめとするプリペイドを活用して

WOWPASSをはじめとする韓国発行のプリペイドカードのメリットは、海外クレジットカードで決済ができないという不安もなく、韓国でクレジットカードが利用できる店ならすべての店で利用できる、というものです。韓国旅行の際にぜひ一枚持っておき、上手く活用してみましょう。




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